JHL はロンドンでも地元愛の強い、意識の高い層が多く住まう地域に位置している。ハウスウォーミングレセプションの際に地元の名士から“Welcome to our town!”と迎えられたことはとても感慨深かったと横川氏(撮影:Lee Mawdsley)
▶今回、両社で新たに会社も作られて本プロジェクトに取り組まれていますが、どのようなきっかけからだったのでしょうか?
井上社長(以下、I) 当初、私どもがレストランとショップの企画と運営をする話をいただいている中、ショップについて当初決まっていた事業者から新たなところを探さなくてはならない事態が起こりました。その際にJH のロスでショップ運営に既に携わっていた横川さんの顔が浮かんだんです。彼ならJH の取り組みやコンセプトに関する理解も深いし、調整力の点も非常にたけている。そしてなんといっても感覚や価値観などJHL を作り上げる上で最も必要な感性の共有が彼とは絶対にできると思ったのですぐに連絡を取りました。
横川社長(以下、Y) 私自身もJHL のプロジェクトはロスを手掛ける中でとても気になっていました。ロンドンのチームの良さも聞こえてきていたのでひそかに一緒にできたらいいなという気持ちもあった中、井上さんから話をいただいて。びっくりすると共にとてもうれしかったですね。