1914年、ドイツ・チューリンゲン地方のフィッシュバッハに、カール・ヅィッツマンとその妻ゾフィーがアルミニウム容器工場を設立した。アルミニウムの「al」とフィッシュバッハの「fi」を組み合わせた社名は「alfi(アルフィ)」。アルミニウムの新素材の成形とともに保温容器という新コンセプトに魅力を感じた夫妻は、ガラスびんと自社製の金属ケースを組み合わせた製品を開発。1918 年に誕生したアルフィのシンボル「Juwel(ジュベール)」。ジュベールの基本的なデザインは発売以来100 年間ほとんど変わることなく、今も世界の人々に愛用されている。創立100周年を迎えた2014 年、アルフィはサーモスグループ傘下に。高級ブランドであるアルフィとマスマーケット向けのサーモスのシナジー効果を追求しながら、ラグジュアリーホテルを中心としたアルフィの展開を強化するサーモス株式会社の垣阪一誠氏と金澤洋平氏に、マーケティングと営業の両面からブランドの魅力について語ってもらった。
マーケティング部商品戦略室
企画課第1グループ リーダー
垣阪一誠氏
「当社はアルフィのブランド構築を目指したマーチャンダイジングに注力しています」と言う垣阪一誠氏。「お客様の多様な使用シーンに対応できる製品選定を心掛け、部品販売も含めたバックアップ体制を構築しています」
営業部
東部支店営業第5課
金澤洋平氏
「当社では、アルフィの細かいリピート注文についても対応しています」と言う金澤洋平氏。「当社カタログ掲載製品については国内で在庫しており、急なご注文でも迅速に対応いたします。万が一卓上ポットを落として破損してしまった場合も、基本的に1個からでもお届けできる強みがあります」