湯本富士屋ホテル(神奈川県足柄下郡)は3月1日、本館6階フロアの和洋室12室をリニューアルオープンした。
同改装は全3回の改装プロジェクトとして、年内に約半年間をかけて本館6~8階の和洋室の改装、共有トイレのユニバーサル化、温泉湯上りラウンジの新設などを手掛けるものであり、第1弾では1月4日~2月末までの改装期間を経て本館6階フロアの客室改装を取り行った。
改装コンセプトは「癒しを紡ぐ部屋」とし、48㎡の広さを備える和洋室12室のバスタブを除く内装を一新。箱根の自然と調和するカラーを基調とし、シンプルかつ落ち着いたデザインで整えた。
機能面では個別空調への変更や遮音性の向上なども手掛け、客室入口に木目柄デザインが特徴的な調湿性能に優れた壁面タイルを設置し、「サータ」の高品質マットレスを新たに設えた。
同客室のリニューアル記念プランの価格は、夕朝食付き&ホテルクレジット5000円付きで1室1名利用3万1000円~にて販売をし、改装に伴う1人当たりの宿泊単価は3000円増の単価アップを見込む。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp