本誌では恒例の独自調査として、ホテルの総売上高、客室売上高、料飲売上高、宴会売上高、その他売上高、客室・定員稼働率のアンケートを実施。2020年度はコロナ下における決算となったため、上場企業を親会社に持つ鉄道系ホテルほか、例年ランキングに掲載されている一部のホテルが諸事情により未掲載。そのため、特集タイトルは「日本のベスト 300ホテル」としているが、ランキングは 300軒に満たない状況となっていることを、ご理解、ご容赦ください。
前号では、
●総売上高ベスト 300ホテル
●延べ床面積1m2当たりの総売上高ベスト 300ホテル
本号では、
●1日 1室当たりの実質客室単価 [ADR]ベスト 300ホテル
●1日 1室当たりの客室売上高 [RevPAR]ベスト 300ホテル
次々号では、
●ベスト 300ホテルのプロフィール
などを掲載する。部門別売上高や稼働率などの主要営業数値を網羅し、収入面の指標にスポットを当てることで、日本のホテル業界の経営動向を展望する内容となっている。なお、本特集に掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。転載等をご希望の場合は、必ず事前に編集部(電話03-3538-1001)までご連絡ください。また、ベスト 300ホテルのエクセルデータ(有料)についてご希望の方は、henshu@ohtapub.co.jpまでメールでお問い合わせください。
編集部
ランキング表の見方
(1)調査方法:ホテル情報総合検索システム HITSに掲載されたホテル約 3000軒にアンケート用紙を郵送し、オンラインサーベイも実施した。回収したアンケート結果を基本とし、随時電話サーベイを実施。
(2)調査実施時期:8月上旬. 9月上旬
(3)回答数:400ホテル(有効回答 270)
(4)調査対象:企業単位ではなく、事業所(ホテル)単位。
(5)調査対象年度:2020年度決算
(6)売上高の種類:原則として以下の定義に沿って回答を要請。
・総売上高=事業者としてのホテル全体の売上高。
・客室売上高=客室のみの売上高を記載。サービス料、ルームサービス代、ミニバー料金、電話代、有料テレビ代、パック料金内の食事代(朝・昼・夕食)などは含まない。
・料飲売上高=ホテル内のレストラン・バーなど料飲施設での料理・飲料売上高を記載。ルームサービス代、パック料金内の食事代、ミニバー料金などは含むが、サービス料、宴会場(婚礼を含む)での料理・飲料売上高は含まない。
・宴会売上高=宴会場(婚礼を含む)での料理・飲料売上高を記載。サービス料、客室料、引出物代、装花代など、料理・飲料以外の諸収入は含まない。宴会売上高を料飲売上高に合算しているホテルは表内では★を記載。
・その他売上高=サービス料(客室・料飲・宴会)、電話代、有料テレビ代、クリーニング代(以上、客室)、室料、料理・飲料以外の諸収入(以上、宴会)、テナント賃貸料などが相当。
(7)ホテルの加盟団体:ホ=日本ホテル協会、シ=全日本ホテル連盟(旧:全日本シティホテル連盟)、その他・非加盟=ーを表示。
(8)主要指標の算出方法:原則として以下の定義に沿って算出。
・客室稼働率=年間販売客室数÷期中の総販売可能客室数× 100
・定員稼働率=年間宿泊客数÷年間宿泊定員数× 100
・1日 1室当たりの実質客室単価 [ADR]=年間客室売上高÷(期中の総販売可能客室数×客室稼働率)
・1日 1室当たりの客室売上高 [RevPAR]=年間客室売上高÷期中の総販売可能客室数※表記単位未定は四捨五入。
※ーは設定なし。na(not available)は回答なし。
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本記事は2021年11月12日号 特集の一部紹介記事です。
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2021年11月12日号 特集 客室売上効率から見た 日本のベスト300ホテル
特集 客室売上効率から見た日本のベスト300ホテル
【月刊HOTERES 2021年11月号】
2021年11月11日(木)