2017 年11 月1 日に開業した「モクシー東京錦糸町」
2017 年は引き続き訪日外客数が10 月時点で2370 万人を達成し、過去最高の訪日外客数になるとみられる。訪日外客数の伸長は、ホテル業界にとって喜ばしいことだが、年々、宿泊者が民泊に流れている傾向が強まっている。WEB では、民泊専門メディアが登場しており、さらなるにぎわいを見せる。この流れは今後も続くだろう。観光関連法律に目を向けると、「通訳案内士法及び旅館業法の一部を改正する法律案」が閣議決定。条例では「2018 年10 月をめどに京都市の宿泊税の導入」が大きな話題となった。また、安倍首相肝いりの「働き方改革」は、注目の的。この改革によって、今後、労働集約的産業と呼ばれるホテル業界は、大きな改革を迫られることになるだろう。これらの法律、条例に関しては、2018年1 月5・12 日新年合併号で特集予定である。
コンラッド大阪 デラックスルーム(50㎡)
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マリオット・インターナショナル ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
年々増加する訪日外客数。2017年10 月時点で、2370 万人を突破し、3000 万人の目標が見えてきた。2020 年東京五輪までは、今後も訪日外客数は右肩上がりが続くのではないだろうか。一方で、盛り上がる観光業界を横目に、観光関連法が追い付いていないという現実。だが、時代に即した法整備がスタート。その第一歩が旅館業法の一部改正である。法律に関しては次号、2018年1 月新年号で触れる。ここでは、社会性を含めて、三つのキーワードから2017 年の観光業界を振り返る。
アコーホテルズ プルマン東京田町
TABLE OF CONTENTS
■ 総論 三つのキーワードから2017 年を振り返る
■ HOTERES ONLINE(ホテレスオンライン)2017 年ページビューランキング
■ 寄稿 2017 年のレストラン業界の動向を振り返る フードスタジアム㈱会長兼編集長 佐藤こうぞう
■ 2017 年ビバレッジビジネス振り返り 再考迫られた流通と価格の戦略性
■ ホテル業界ダイジェスト2017
■ 2017 年の訪日外客数推移2800 万人見通し
■ 2018 年に開業する注目ホテル