素材・技術・才能・美しさ・
メッセージ性の５つの基準で審査

　国際料理コンクール「サンペレグリノ ヤングシェフ2018」の日本地区大会には、書類審査で選出された10 人の日本地区代表候補シェフが集結し、日本を代表する４人のトップシェフが務める審査員の前で、シグネチャーディッシュ一皿を創作、プレゼンテーションを行なった。シグネチャーディッシュは、素材・技術・才能・美しさ・メッセージ性の五つの基準によって試食・審査された。

　発表会の冒頭、駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ氏が挨拶に立ち「日本とイタリアには、非常に高いレベルの食文化を持つという共通点があります」と述べた。「私は両国間の食文化のパートナーシップに興味を持ち、常に見守っています。2018 年に世界大会が行なわれるイタリア・ミラノに日本を代表して向かわれる若き料理人を心よりサポートしたいと思います。ベストシェフに栄光あれ！」

　その後、ネスレウォーターズ サンペレグリノ アジア・パシフィック地区 ディレクターのブレッド・ヒブス氏が「ホテルやレストランのビジネスに携わる皆さまとともに若手のプロフェッショナルを国際的に支援したいという願いのもとに生まれた私たちの取り組みに対し、深くご理解をいただき、光栄に思います」と語った。また、ワインの輸入商社である㈱モトックスが、同社と新たな戦略的パートナーシップを結んだことが発表された。

　モトックス代表取締役会長の寺西太一氏は「2017 年７月から、イタリアを代表するナチュラルミネラルウォーターのサンペレグリノとアクアパンナについて、当社が日本における正規輸入販売社となったことを誇りに思います」と述べた。「イタリアの象徴とも言うべき商品を、さまざまなシーンで皆さまに使っていただく形を創っていくことが、私たちに与えられたミッションです」