厚生労働省は、すべての食品事業者に食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の導入を義務づける方針を明らかにした。もちろん、最高レベルの食の安心・安全を求められるホテルにおいても例外ではない。出来うる限り、高度な衛生管理体制の構築が望まれる。その動きは、大きなインバウンド需要が期待される2020 年の東京五輪・パラリンピックに向けて一層加速するものとみられる。2018 年の通常国会で法案を提出することになっており、いよいよHACCP 制度化へ向けて待ったなしの状況だ。本特集では、食品危害の教訓を踏まえ、HACCP の導入は難しいものと思われている事業者の皆さまに、HACCP の基本的な考え方を学ぶことで、その一歩を踏み出すための一助となることを願っている。
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本記事は特集の紹介記事です。
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contents
■ 特別対談 ㈱万平ホテル 代表取締役社長 福田衛氏×㈱協和医療器 専務取締役
東京支社長 小野寺俊弥氏 衛生
■ ㈱協和医療器 日々の継続を重視した姿勢でHACCP を中心とした衛生管理サポート
事業を展開
■総括 厚生労働省に聞くHACCP の制度化
■我が国の食品安全の現況
HACCP が腸管出血性大腸菌O157 などの食中毒のリスクを軽減
寄稿 ノロウイルスを「正しく怖がる」
ハイアット リージェンシー 東京 調理部調理業務課 食品衛生担当課長 奥住嘉朗
特集
HACCPは難しくない! ―食品危害を未然に防ぐ衛生管理システム―
【月刊HOTERES 2017年11月号】
2017年11月17日(金)