店舗中央に設えられている、新鮮な海鮮食材が豊富に集められたシーフードバー。蟹ひとつとってもタラバ蟹・ズワイ蟹が常時楽しめる他、タイミングが合えば毛蟹・花咲蟹と4種類が並ぶこともある。豊洲直送の鮮魚を用いたお造りもマグロの赤身にトロ、鯛にブリにサーモンと旬の魚が彩り豊かに提供されている
「銀座芳園」や「銀座夜市」など、銀座を中心に中華料理レストランを展開する㈱FANG DREAM COMPANYが新たな取り組みとして、都内最大級の規模を誇るビュッフェレストラン・「海鮮ビュッフェダイニング 銀座八芳」を銀座にオープンした。“八芳”は中国語で“来客”を意味するといい、銀座の地にさまざまな業態を一堂に会した場を作り、多くのお客さまを出迎えたいとの思いを店名に込めたという。
店舗内観。総席数400(半個室5つを含む)ながら、座席間隔が贅沢に取られてあり、個人から団体のお客さままで、“それぞれの場”が守られながら楽しめる空間となっている
そんな同店の魅力はなんといっても、バラエティに富んだ豪華食材が“食べ放題”だという点だ。それも、店舗名にある海鮮類が蟹、アワビ、サザエ、殻付きの牡蠣といったさまざまな浜焼き食材から、日々豊洲市場から直送される鮮魚まで充実しているだけでなく、焼肉用に用意された部位も牛や豚の正肉から馬肉、地鶏、ホルモンまで揃っており、馬肉は会津馬、地鶏は比内地鶏に特化というこだわりだ。これらに加え、同社の本流である中華料理も北京ダックから飲茶まで数多く取り揃えられており、同店がメインターゲットとするインバウンドが日本観光に求める“食の楽しみ”に十分に応え得る品揃えだといえる。ちなみにメニューに関しては今後さらに増やしていくといい、どのようなラインナップが追加されるのか? 今から期待も高まる。
いずれにせよ、一流ホテルに引けを取らない価格帯の大規模ビュッフェが、それも銀座の地に開業したことは外食産業にとって喜ばしいことだ。同店の今後の展開に注目したい。
「海鮮ビュッフェダイニング 銀座八芳」
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13292459/
担当:毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp