以前紹介したボスニア・ヘルツェゴビナ。クロアチア旅行の際に訪れた国の一つで緑の多い国であった。自然の豊かさとは裏腹に人々の表情が硬く、どこか暗い。われわれ旅人に対しても笑顔はなく警戒心があるように感じた。よその国では見られないひとびとの表情が印象に強く残っている。それは次に訪れたクロアチアでも同じであった。
クロアチアもボスニア・ヘルツェゴビナも日本人にはなじみのない国。この数年旅行者が急速に増えているようだが、それでもまだまだ日本人にはマイナーな国ではある。
これらの二つの国を含んだ周辺の地域(スロベニア、モンテネグロ、マケドニアの三国と二つの自治州)はかつてユーゴスラビアと名乗っていた。
本誌 松沢良治/ニュースな話&人物クローズアップ
憧れのクロアチア
【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月19日(金)