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第13回 連載 第13回「日本型IR&カジノ」の実現へ 

開業5周年迎えたシンガポールの減収

【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月06日(金)
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 今年開業5 周年を迎えたシンガポールIR2 社の1 月~ 6 月の業績が発表され、ともに減収となった。
 減収の要因の一つに、カジノで高額な賭けをする中国人の減少がある。カジノでは高額な賭けをする顧客をハイローラー(VIP)と呼び、その集客の成否がカジノの売上を左右する。シンガポールのVIP の大半は中国人であるが、中国では習近平政権が腐敗対策を進めており、中国政府と金融機関とが連携してマネーロンダリングの監視を強めている。当然カジノでの監視も強化されつつある。例えば、中国人が自国より持出せる金銭は1 万USドルまでとなっており、それ以上は申告義務がある。カジノで高額な賭けをするVIP の金銭の動きはカジノ側が監視し、入出金記録を当局へ報告することになっている。もし、カジノがこの申告義務を怠れば、制裁金を課せられることになる。

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