しかし、上記のお客さまだけに対しての情報発信に留めていてはHP 経由の来館予約を大きく伸ばすことはできません。
その証拠に、毎月HP に流入するお客さまの数はほぼ変わりません。例えば毎月約3000 人が流入するHPで来館予約率が0.5%の場合、15 組の来館となります。これを例えば、より良くして予約率を0.7%としても伸びる数は6 組。恐らくその辺りが限界値と言えるでしょう。つまりHP のリニューアルの効果は直接的にはこの辺りの数字を試算しておかなくてはいけないのです。
大きく来館予約数を伸ばすには
HPに新たなお客様を増やす施策が必要
なぜ伸ばすことができないのか。
それは施設名の検索数を押し上げるのが非常に難しいからです。
検索はお客さまの自発的な意思のため、それこそ「ブランディング」という数値化しにくい部分に委ねられてしまいます。
そこで短期的にHP に来訪するお客さまを増やす施策として検討すべきがリスティングなどに代表されるWEB 広告となるわけです。
しかしHP 自体がイマイチな状況ではザルに水を大量投下するようなもの。
まずチェックしていただきたいのは来館予約率が0.5%以上であること。この状態であればスタートを検討してよいと思います。
第14回
あつみゆりか 経営者必読! ブライダル自社集客への道
第14回 WEB広告は「レポートと徹底的に向き合う作業」と心得るべき
【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月15日(金)