ハワイアンと聞いて思い浮かぶのが「スパリゾートハワイアンズ」。福島県いわき市湯本にある、常磐炭鉱の跡地にできた大型リゾート施設だ。炭鉱の掘削で出た温泉を利用し、1966(昭和41)年開業。来年で50 周年を迎える。1990(平成2)年に「常磐ハワイアンセンター」から現名称の「スパリゾートハワイアンズ」に変更している。
仙台のほかに東京からも無料バスを走らせ、いつも館内は大にぎわい。特に7~ 9 月はいつでも満杯状態。客室が640室もあるのに部屋はとれない。レストランはバイキングサービスが4 カ所だが、小さいのを入れると24カ所もある大型施設だ。
その料飲施設を任されているのが料飲部総料理長の菊地重憲氏。常磐興産株式会社レジャーリゾート事業本部の執行役員兼副本部長でもある。
その菊地氏が今年司厨士協会福島県本部の会長に就任。福島県本部は福島県内の4 地区(福島、郡山、会津、いわき)で構成し、スパリゾートと同じく50 周年を迎える。節目を迎えるタイミングで会長就任の重責を担った菊地氏はこれまでとは違った目線で仕事と、司厨士協会福島県本部の運営のカギを握ることとなった。福島県本部の会員は80 名で平均年齢は40 歳前後。
本誌 松沢良治 ニュースな話&人物クローズアップ
司厨士協会福島県本部50周年
【月刊HOTERES 2015年10月号】
2015年10月23日(金)