❏尼崎セントラルホテルではRevPAR2倍以上と大きな実績を出しながら、インバウンドビジネスをほとんど取り込まないという点も特徴の一つでした。 北九州での集客に関してはどのようにお考えでしょうか?
その点は同じ考えでいます。 インバウンドの団体は原則とりません。 インバウンド市場はこれまでも日本が経験してきたようにさまざまなリスクを伴いますから、そこに依存をするのは危険だと考えています。 尼崎セントラルホテルでも日本人のビジネスのお客さまのリピーターが非常に多く、外国人比率も5%未満、そしてそのほとんどがFITのお客さまです。
私たちは尼崎セントラルホテルの運営に入る際の資金調達にあたっても決して易しいとは言えないスキームを組みましたが、結果として十分な実績を出し、最終的には非常に良い形でのリファイナンスにも成功をしています。 適切な取り組みを行なえば、過度に外国人市場に依存をしなくても十分な結果を生み出すことができると考えています。
インタビュー Rホテルズインターナショナル㈱ 執行役員 片野 真治 氏
リブランドホテルでは2カ月で黒字化を目指す! これまでホテル業界が実現できなかったことに 挑戦をしていく
【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月06日(金)