大阪の過去と未来を味わえる国内 2軒目の Aloftブランド
----マリオット・インターナショナルが展開する「アロフト」ブランドとしては、日本で2軒目、西日本初となりました。6月28日の開業を経て、手ごたえはいかがでしょうか。
「アロフト」は、Wホテルの姉妹ブランドの妹として誕生しました。ホテルの立地の個性や文化を取り入れる“Different. By Design”をコンセプトに、音楽クリエーターや音楽を愛する次世代の旅行者のためのライフスタイルホテルです。「アロフト大阪堂島」の建つ場所は、大阪の文化・芸術の拠点である堂島エリアの四ツ橋筋に位置し、主要路線が乗り入れる大阪(梅田)駅やビジネス街である中之島へも徒歩圏内と、ビジネス・観光の拠点としての立地は申し分ありません。
同時に、堂島というエリアには長い歴史があり、今では、地元・大阪の方でも知らないユニークなエピソードをホテル各所にちりばめてあります。ホテルエントランスには、米俵を積んだオート三輪があり、堂島エリアの江戸時代から今、そして、未来のイメージをデザイン化して投影した LEDパネルは旗振り信号をモチーフにしています。カラフルなスケートボードを組み合わせたロビーのウォールアートには堂島の古地図や絵を描いており、お客さまはホテルに足を踏み入れただけで、はっきりとは気づかずとも、堂島の歴史と記憶を感じる仕掛けとなっています。
中でも音楽好きのお客さまや常に新しいことにチャレンジし、若い心を持つ人々をメインターゲットとしています。彼らは、自分の気分を積極的に表現したり、意見を交換したり新しい友人と出会ったりするのを好む層ととらえています。パブリックエリアとレストラン、バーはリビングエリアのようにデザインされていて、人々との交流がしやすいようになっています。
そして、ミュージックスクールといった地域コミュニティとの協力でイベントを開催し、新進気鋭のライブハウスのパフォーマーにバーのパフォーマンススペースを提供しているため、ゲストはローカルのユニークな音楽体験ができるのです。
----客室にも堂島の景色が随所にうかがえますね。
まず、旧堂島ホテルの場所であることに敬意を表し、全客室の壁紙の一部には、堂島ホテルの外観をアート化して配しています。さらに、壁には堂島の現在と過去の地図を重ね、堂島の記憶を表現した壁紙を採用。スイートルームのリビングルームの壁面では、堂島川のイメージと重なるアートを目にすることができます。
アロフトは、マリオットの中ではセレクトスタイルという少しカジュアルなカテゴリーのホテルになりますが、「アロフト大阪堂島」では客室の広さだけでなく、フルサービスホテルレベルのバスアメニティ(ブランド)や 55インチのテレビを採用しました。さらに、アロフトブランドの DNAに加え、音楽愛好家のためのユニークな焦点など、マリオット・ボンヴォイのロイヤルティメンバーさまからはすでに強い支持を得ています。
----ホテル×バカンスとして話題の「ホカンス」に特化した縦型のベッドは、「アロフト」初導入と聞きました。
SNS映えするような近くのハイグレードなホテルに泊まって、優雅な時間を過ごすというのは、近隣のお客さま、そしてターゲット層の志向にも合っていると考えております。この施設自体が、“ホカンス“のコンセプトを新たに定義したもので「Loft Twin room」は、まさにホカンスに特化した客室と言えます。ベッドを縦に並べたスタイルで、ベッドの間に配したフットレストにシャンパンやスナックを置けば、友人同士でベッドの上でおしゃべりを楽しめます。読書をしたいときや電話などプライベートなシーンでは各ベッドヘッド側に戻ればよい。何よりも大阪なので、「ちょっと面白くても良いでしょ」という考えもあり採用に至りました。ベッドをつなげることで、客室をより広く見せられるという効果もあります。そして、アロフトブランドとしては、世界初となります。
全室に古い LPレコードを置いたのも、バーにあるレコードプレーヤーで聴くことで思い思いの時間を過ごしていただきたいというホテル側の提案です。ご自身の愛蔵版をお持ちいただいてバーで流すこともできますので、宿泊者以外のリピーターも期待できます。