グループとしてホテル開発、ホテル・リゾート・スキー場・ゴルフ場の運営、その他運営にかかわる周辺事業まで幅広く手掛けるホスピタリティパートナーズグループ。同グループは現在売り上げ、営業利益を大幅に向上させており、業績は目下絶好調だという。そのような中で、同グループは今年10 周年を迎えた。本インタビューでは同グループ代表の田中 章生 氏に現在の取り組みや今後のビジョンについて聞いた。
聞き手 本誌・岩本 大輝 撮影 逸見 幸生
トップインタビュー ホスピタリティパートナーズグループ 代表 田中 章生 氏
売り上げ、営業利益とも
右肩上がりで向上
❒ まずは10 周年おめでとうございます。ホスピタリティパートナーズグループはホテル開発、コンサルティング、ホテル売買、ホテル(ビジネス・シティ・リゾート)運営・スキー場運営・ゴルフ場運営、法人エージェント、ホテルのキャッシュバックポイントカードを通じた集客支援システム事業など非常に幅広い領域を手掛けていらっしゃいますが、10 年を迎えた現在の事業概況について教えてください。
ありがとうございます。おっしゃっていただいたように弊社はグループでさまざまな事業展開を行なっており、現在グループで全16 社あるのですが、グループの総売り上げおよび営業利益に関しては順調に伸びています。
2013 年の総売り上げは136 億6200万円、営業利益は11 億7200 万円だったのですが、2014 年は総売り上げが176 億7400 万円(29. 4%増)、営業利益が19 億1100 万円(63.1%増)と大幅に伸びており、ホテル事業が好調な今年はさらにそれを上回る勢いとなっています。2015 年は、現時点での売り上げ見込みは190 億円程度、営業利益は未定ですが当然前年を上回ると見ています。