アパホテル株式会社(本社・東京都港区)は2月14日、東京都台東区にて全182室の「アパホテル〈上野 御徒町駅前南〉」をオープンした。
台東区上野の御徒町駅から徒歩2分の立地に位置し、14階建てで1階に朝食とランチを提供するレストラン「鳥と卵の専門店 鳥玉」とディナー提供の「串カツ田中」を構える。同社において台東区での展開は17棟目3845室となり、ドミナント戦略を図っている同エリアでは今後「京成上野駅前南」店(全342室、2026年夏)の開業を予定している。
全182室の客室は11㎡のスタンダードルーム168室、11㎡のトレインビュールーム12室、23㎡のデラックスツインルーム2室の構成。
イノベーションポイントとして、客室デスクやチェアーを従来よりも50mm上昇させて使いやすさの向上、かがまずにスリッパを取れるようにスリッパ掛けの高さを従来よりも300mm上昇、3フロア全42室に冷暖房フリー空調を採用したという。
館内はインバウンドゲストへの利便性を追求し、全353種類のピクトグラムを使用した館内サインや案内、BBC NEWSの主音声英語化、ほぼ全世界のプラグに対応するユニバーサルコンセントの設置などを手掛けた。
朝食は和プレート「新鮮たまごの卵かけご飯」と洋プレート「エッグベネディクト」から選ぶことができ、当日売り1400円(前売り1300円)、7:00~10:00(L.O.9:30)の時間帯で提供する。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp