飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する(株)エビソルは、飲食店の予約に関する最新のレポート「飲食店予約レポート 2023」を発表した。
飲食店予約レポートは、「ebica」および「グルメサイトコントローラー」のデータを基に、2019年から 2022年までのコロナ禍を含む 3年間の飲食業界の集客や予約に関する消費者の動向をまとめたもの。
それによると、飲食店の予約手段では、3年間でネット予約(48.9%)が電話予約(51.1%)とほぼ同比率まで増加。ネット予約の経路では、グルメサイトに比べ、店舗公式サイトなど従量課金がかからないメディアを経由した「ダイレクト予約」の比率が 2倍以上に増加した。また、2022年の忘年会シーズンは、総予約数でコロナ禍以前を上回った。
その一方、ピークタイムの 18時〜21時の予約は 2019年を下回り、客単価が伸びず、また少人数の外食が増加し、2022年はコロナ禍以前に比べ、全ての時間帯で 1組あたりの人数が平均約 1人分減少したという結果となった。
「飲食店予約レポート 2023」のサマリー