“人の三井”を継承する謙虚さ、風通しの良さを基盤に伝統文化の本質を学び、京都から世界に誇れるホテルへ
2020 年11 月。三井不動産は、250 年以上にわたり三井総領家の邸宅があり、社のルーツともいえる京都・二条の地に「HOTEL THE MITSUI KYOTO」を開業した。プロダクト面では、1703 年から受け継がれる本瓦葺の「梶井宮門」を、宮大工による補修を経て表玄関として再生するなど、古都・京都における“ 日本の美” を新たな付加価値を加えて提案。サービスにおいては、“人の三井”と称される理念を体現し、国内最上級のラグジュアリーホテルを目指す。コロナ禍の中、順風満帆とは言えない状況だが、高い目標を掲げるチームは今何を想い、どう行動しているのか。総支配人の楠井学氏と、キーマンである4 人に聞いた。
HOTEL THE MITSUI KYOTO 総支配人
楠井 学氏
1973 年生まれ。1994 年、パークハイアット東京入社。ハイアット・リージェンシー・サイパン、グランドハイアット香港、マンダリンオリエンタル香港で海外経験を積み帰国。その後、ザ・リッツ・カールトン東京 営業部長、フォーシーズンズホテル東京 丸の内 セールス&マーケティング部長、マンダリンオリエンタル東京 副総支配人 セールス&マーケティングなどの要職を経て、2018年6 月 HOTEL THE MITSUI KYOTO 総支配人就任、現在に至る
HOTEL THE MITSUI KYOTO
https://www.hotelthemitsui.com