日本一の縁結び/出雲大社
島根県では年間3300 万人の観光客が訪れる。その中で多いのは、出雲市と松江市である。出雲市には1200 万人、松江市には1000 万人の訪れがある。出雲市には全国で知られる出雲大社があり、そこにお参りする人が、少なくとも600 万人以上とみられる。出雲大社は、古事記、日本書紀にその創建のことが語られており、日本の国づくり、創世の時代に祭られた神社である。伊勢神宮と並ぶ日本で最も古いとされる。大国さまとして親しまれる大国主命(おおくにぬしのみこと)を奉っている。また、縁結びの神、福の神としても親しまれている。1744 年に建てられた本殿は、日本で最も古い神社建築の形式である大社造りで国宝に指定されている。参拝方式が一般の神社と異なり「二拝四拍一拝」とされる。初詣の正月、夏休みの8 月と大社例祭のある5 月に100 万を超す参拝者がある。
ホテルの客室数は伸びている
飲食店数は14 年で3164 店。内訳をみると、食堂レストランが377 店で11.9%、専門料理店が760 店で24.0%を占める。その中で多いのは日本料理店の230 店で7.3%を占める。次いで中華料理店が214 店の6.8%と続いている。そのほか、すし店が104 店(3.3%)、そば・うどん店が137 店(4.3%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは733店(23.2%)、酒場・ビアホールは562 店(17.8%)と、両者で41%を占める。以上のほか喫茶店は343 店(10.8%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は135 店(4.3%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は382 店である。ホテル数は15 年で68 軒、客室数は4627 室で、90 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の83.9%に対して当県は83.8%とほぼ平均である。客室数は、全国の108.0%に対して当県は120.8%で平均を上回っている。
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