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New Shop 「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」

本物のカカオから作るおいしさにこだわった上質なショコラとショコラ文化を堪能

【月刊HOTERES 2018年05月号】
2018年05月25日(金)
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エントランスを入るとブティックスペースで、棚やショーケースにはおしゃれなデザインのショコラやパッケージ商品が並び、パリを彷彿とさせる雰囲気

 
 東京・日本橋に、3 月26 日「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」がオープンした。アラン・デュカス氏が、40 年間抱き続けたショコラの店を持つという夢はニコラ・ベルジェ氏と出会い、ショコラの原点に立ち返ることから始まった。2013 年パリ工房のオープンから5 年、その精神を継承する海外1 号店の場所に選んだのが東京・日本橋だった。
 
 木、レンガ、ガラス、鋼を使い機能美を追求したクラフトマンシップあふれる空間の1 階はブティックと工房。温度に敏感なチョコレートを扱うため、ブティック内は18℃、ウインドウ内は15℃に設定している。工房は工程ごとにさらに繊細な温度設定がなされている。中2 階はル・サロンからは工房の様子を見ながらショコラを楽しめる。東京工房のエグゼクティブ シェフ・ショコラティエに就任したジュリアン・キンツラー氏は東京・銀座の「ベージュ アラン・デュカス 東京」でシェフ・パティシエを務め、パリ工房でニコラ・ベルジェ氏に2 年間薫陶を受けて、日本限定のデセール作りにも力を入れている。ショコラを心から愛するアラン・デュカス氏の魂の宿る場所が誕生した。

サクサクと軽やかで重厚ながら軽い食感のミルフィーユ・トゥ・ショコ1700 円
ル・サロンのデセールは日本限定で6 種類ある。写真は「ムース・オ・ショコラ」1600 円
アラン・デュカス(右)とエグゼクティブ シェフ・ショコラティエのジュリアン・キンツラー ©Pierre Monetta
テイクアウト用の焼き菓子 5 種 。左からフィナンシェ、サブレ、パン・ド・ジェーヌ、クッキー、ケーク・トゥ・ショコ。焼き菓子5 種詰め合わせ2800 円
グラフィックデザイナーのピエール・タション氏デザインのタブレット。世界12 の産地のカカオによる、27の異なる味わいが楽しめる ©Pierre Monetta
カカオ豆から作ったクーベルチュール(チョコレート)をパリ工房から輸入し、店内奥の工房でタブレット、ボンボン・ショコラ、焼き菓子、デセールを作っている

ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房
住所=東京都中央区日本橋本町1-1-1
営業時間=11:00〜20:00
電話=03(3516)3511
ル・サロン=30席
開業日=2018年3月26日

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