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HOTERES EYE ホテル・アンドルームス大阪本町

滞在のストーリーを充実させる『&』という価値を備えたホテル

【月刊HOTERES 2017年12月号】
2017年12月15日(金)
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「ブレックファストデリバリーサービス」の一例。1 階のレストランに行かなくても、モーニングセットが客室(外)に届く予約制のサービス。ノーメークで朝食が摂れるので女性には特にうれしい心遣い


「RUUUST」のボロネーゼはランチも楽しめる人気メニュー。ディナーメニューも、部屋まで持ち込める「ルームテイクアウト」サービスがある


 ホテル・アンドルームスのコンセプトは、「一泊のストーリーを充実させる『&』があるホテル」。都市の中にあるホテルとして、豊かな時間を過ごすための“ あったらうれしい価値” を有することを特徴としている。例えば、1 階には、イタリア料理と日本ワインが楽しめるトラットリア「RUUUST(ルースト)」(45 席)を展開。また朝食は客室へのデリバリー(ブレックファストデリバリーサービス)も可能なほか、ディナーもまた、同レストランからテイクアウト(ルームテイクアウトサービス)ができる。こうした三つのサービスは、同ホテルの『&』なコトとして訴求している。

 開業から約8 カ月。平均稼働率90%、想定REVPar より約2000 円上昇したほか、宿泊の半数が海外からで、その内訳は中国、台湾、香港、勧告を中心に一部欧米が占めるという。「RUUUST」のシェフ兼ホテルマネージャーの片岡大吾氏は、「インソムニア 赤坂同様、全スタッフがホテルのレセプションとレストラン運営を兼任しています。サービス業未経験者も多く手探りでの始動でしたが、マニュアル以上の何かが、コンセプトでもある『&』なのだと理解しながら、快適な空間を提供するクリエイティブなサービスに取り組んでいます」。目下の課題は、土曜日のレストラン運営。「RUUUST」を町の新たな“ やどり木” として定着させたいと話す。

一泊のストーリーを充実させる「&」があるホテルをコンセプトとしたホテル・アンドルームスブランドの第一号ホテル「ホテル・アンドルームス大阪本町」。当然ながら全館Wi-Fi 完備
「RUUUST」のシェフ兼ホテルマネージャーの片岡氏(前列中央)率いる、「ホテル・アンドルームス大阪本町」のスタッフたち

DATA
http://www.hotel-androoms.com/
所在地=大阪府大阪市西区靭本町1 丁目7 番7 号/電話番号=(06)6479-2311 /交通アクセス=地下鉄御堂筋線・中央線「本町駅」6 番出口より徒歩6 分/地下鉄四つ橋線「本町駅」25 番出口より徒歩4 分/地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」6 番出口より徒歩6 分ほか/構造=地上7階建て/付帯施設=トラットリア「RUUUST」(朝食のみ宿泊者限定6:30-9:30、昼食11:00-14:30、ディナータイム17:00-23:00)、喫煙所、コインランドリー2 台、自動販売機、製氷機/客室数= 103 室・5 種(14 ~ 29㎡)/敷地面積= 594.92㎡/延べ床面積= 3393.35㎡/設計= UDS ㈱/施工=エフビーエス/運営=ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ㈱/開業年月日= 2017 年4 月27 日

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