株式会社帝国ホテル(本社・東京都千代田区)は9月26日、「帝国ホテル 東京」の建て替え計画に関して、三井不動産株式会社と取り組む「建て替え計画の実施方針及び基本的合意書の締結」に関して続報を発表した。
今回、現タワー館を解体後、帝国ホテル社が敷地面積1万1572.13㎡のうち約2970坪を分筆し、その共有持分35%を三井不動産に譲渡することを発表。帝国ホテル社保有の共有部分は65%となる。
譲渡資産の譲渡価格は、1坪当たり約5970万円/坪より(2021年時発表)、約620億円を見込む。同譲渡ののち、共同で新タワー館を建設することが計画されている。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテル経営ニュース 株式会社帝国ホテル
帝国ホテル、建て替え計画においてタワー館の35%の土地を三井不動産に売却
2023年10月04日(水)