(株)ニュー・オータニ(本社・東京都千代田区)と東京ガス(株)(本社・東京都港区)は、カーボンニュートラル都市ガスの供給に関する基本合意書を締結し、ホテル業界初の取り組みとして10 月1 日からホテルニューオータニ(東京都千代田区)のガスコージェネレーションシステム(以下「CGS」)で使用する都市ガスを、カーボンニュートラル都市ガスに切り替えた。供給量は250万m3 / 年。契約期間は2025 年9 月末までの5 年間で、約3 万5000t のCO2削減を実現する見込み。
なお、カーボンニュートラル都市ガスは、東京ガスがシェルグループ(以下シェル)から購入したカーボンニュートラルLNG(CNL)を活用するもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスがシェルの保有するCO2 クレジットで相殺(カーボン・オフセット)されている。
ホテルニューオータニのガスタービン発電装置