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2020年5月29日号 日本フードサービス協会 2020年3月の外食産業市場動向

日本フードサービス協会 2020年3月の外食産業市場動向 新型コロナウイルスの影響が直撃 売り上げは前年を大幅に下回る

【月刊HOTERES 2020年05月号】
2020年05月28日(木)
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 3 月は、外食産業も新型コロナウイルスの影響を大きく受けることになった。2 月最終週の政府による大規模イベントなどの自粛要請以降、店内飲食の客数が繁華街立地、ディナー時間帯、土日祝日での減少が顕著で、居酒屋・DR など飲酒業態を中心に、FR、大型商業施設のフードコートなどの売り上げに大きな打撃となった。特に東京都から「週末の外出自粛」要請が出された3 月下旬に一段と客足が落ち、3 月の外食の全体売り上げは82.7%と東日本大震災の減少幅(前年比89.7%)を上回る減少となった。

業態別では、ファストフード(FF)業態において引き続きテイクアウト、宅配など「持ち帰り」需要が下支えしたが、商業施設のフードコートをはじめ店内飲食の客数が振るわず、全体売り上げは93.1%と前年を下回った。

ファミリーレストラン業態の全体売り上げは78.8% と前年を大幅に下回った。
「洋風」「和風」は月後半にかけて客数が一段と下がり、売り上げはそれぞれ75.0%、69.6%となった。

飲酒業態は、本来は送迎会シーズンの宴会需要が大きいはずだが、今年はキャンセルが相次いだ。郊外立地や地域密着店などでは当初比較的下げ幅が小さい店も一部あったが、2 月最終週の政府の自粛要請による落ち込みと、3 月下旬の東京都の「週末の外出自粛」要請による2段階の落ち込みで、軒並み売り上げは下がり、「パブ・ビアホール」は前年の半分に届かず、売り上げ46.5%、「居酒屋」は売り上げ58.6%となった。

ディナーレストラン業態は、繁華街立地の店の一部では集客がほぼない日があるなど、休業や時間短縮を余儀なくされる店も増えて、売り上げは59.5%となった。
喫茶業態は路面店でも客足が落ち、売り上げは75.3%となった。

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