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2020年4月17日号 TOP INTERVIEW (株)アマネク 代表取締役 安達 禎文 氏

(株)アマネク いろいろなアイデアをみんなで出し合って結果として失敗することもある。 それでもチャレンジすることは素晴らしい

【月刊HOTERES 2020年04月号】
2020年04月15日(水)
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広告業から不動産業に進出、ホテルを再生 30%台の稼働率が1年半で95%まで回復

---「アマネク」という社名の由来を教えてください。

「あまねく(遍く)人々の幸せのために」という意味を込めた社名なのですが、実は「アマネク」はもともとホテルの名前だったのです。私たちがはじめて新築のホテルを創ることになったとき、ホテル名を社内公募して採用されたのが「アマネク」でした。インバウンドの方々に「遍く日本を楽しんでほしい」などの思いが詰まっています。

--- アマネク創業までのストーリーを聞かせてください。

私は2002 年、26 歳のときに広告会社を創業しました。当時は紙媒体の広告を取り扱っていたのですが、お客さまの多くが不動産関係の会社で、そのご縁から私たちも不動産業に進出することになったのです。不動産ビジネスを進める中で先輩から中古のホテルを購入することになり、東京・青梅市のビジネスホテルを従業員とともに引き取りました。

建物をリノベーションして、わからないなりにサービスを提供していったところ、もともと30%台だった稼働率を1 年半後には95%まで伸ばすことができたのです。「これは面白い」ということで、ホテルを水平展開することになりました。既存のホテルを取得して、リノベーションして、サービスを高めて、稼働率を上げていくビジネスを始めたのです。

その後次第にホテルが注目されるようになり、中古ホテルの取引価格が上昇して、積算価格を超えるような価格で取引されるようになりました。時代の変化を背景に、中古だけでなく、土地を取得して自分たちで1 からホテルを創ってみることになりました。

最初の取り組みは2016 年に新規ブランドとして開業した「アマネク銀座イースト」です。中古ホテルの場合は改装という制約の中で自分たちの思い通りにはいかない部分も多かったのですが、はじめての新築ホテルではそれまでやりたいけどできなかったことにチャレンジしました。非常に高評価をいただいて、デベロッパーとホテルを開発するケースも出てきました。

 

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