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2020年1月24日号 特別記念インタビュー 代表取締役社長  䕃山 秀一 氏

リーガロイヤルホテル 特別記念インタビュー 華麗さと素朴さ 相反する要素を備えるバランスの妙こそリーガロイヤルの神髄

【月刊HOTERES 2020年01月号】
2020年01月24日(金)
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▶ IR 成功というミッションを共有することで、大阪がさらに活気づき、競争原理も働くのでは。

 大阪は今インバウンドブームですが、その中心は関西国際空港に発着するLCCを使った東アジアの方々です。2012 年からLCC 誘致を図る中で、大阪の南、いわゆる“ミナミ”全体が、インバウンドのテーマパークになりました。しかし、その大半が価格訴求の
団体客です。
 本当の意味で経済の起爆剤にしようと思ったら、富裕層が必要だと思います。なぜなら、大阪は東京に比べると、価格設定がまだローカルなのです。新たに開業されて
いる外資系大手では高価格設定なところもありますが、私どものようなドメスティック系のホテルとは規模も条件も違います。ただ、同規模の東京のホテルと比較しても、私どもはバブルの後遺症で大規模な改装に長年着手できなかったため、特にエグゼクティ
ブフロアの競争力は下がっています。
 稼働はインバウンドによって押し上げられてはいますが、本来の定価では販売できていないので、そこは改善する必要があります。エグゼクティブフロアをしっかり売り切るにはある程度 OTA に委ねることも必要ですが、営業方法として、特にリアルエージェントとの窓口が力不足だと認識しております。当ホテルの客室は、飛行機でたとえればファースト、ビジネス、エコノミーと全クラスが整っているイメージです。
 そういう中ではやはり、ファーストやビジネスのレベルが、ホテル全体の格を上げると感じていますので、ここをどう磨いていくかは、今後の課題だと思います。
 

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