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「唯一無二な個性」と「独自のストーリー」を追求する「アンバウンド コレク ション by Hyatt」が富士スピードウェイ に開業する理由 

「唯一無二な個性」と「独自のストーリー」を追求する「アンバウンド コレク ション by Hyatt」が富士スピードウェイ に開業する理由 

【月刊HOTERES 2019年10月号】
2019年10月31日(木)
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富士スピードウェイ内に建設される「アンバウンド コレクションby Hyatt」ブランドのホテル外観イメージ

不動産を使ってトヨタグループの価値を最大化する「モータースポーツビレッジ」構想 

──トヨタグループが富士スピードウェイ周辺の開発に乗り出した理由はどこにあるのでしょうか。

伊奈 ご存知のように、トヨタ自動車はクルマを造って売る会社です。クルマというものに対する考え方が変わりつつある今、自動車業界では「100年に一度の大変革期」と言われています。こうした時代の波の中で、トヨタグループ各社はそれぞれの特性を活かしながらグループ全体の価値を高める取り組みを推進しています。これまでビル賃貸業を中心にしてきた東和不動産も、不動産を使ってトヨタグループの価値を最大化する方法とは何かを考えてきました。その結果として富士スピードウェイ周辺の再開発事業のアイデアが浮上したのです。

「レースによって、人を鍛えクルマを鍛える」というトヨタ自動車の信念に基づき、東和不動産では不動産会社としての立場から富士スピードウェイを活用した開発に取り組もうと2年前にプロジェクトをスタートさせました。また現在進められている新東名高速道路の建設工事の中で富士スピードウェイのすぐ横にスマートインターチェンジとパーキングエリアを作る計画もあり、今回の再開発事業を後押しする材料にもなりました。

── 「アンバウンド コレクション by Hyatt」は、2021年度からの順次開業を予定している「モータースポーツビレッジ計画」(仮称)における中核施設の1つに位置付けられていますね。

伊奈 全体の計画として富士スピードウェイの西ゲートに隣接する約 27ヘクタールのエリアに創られるモータースポーツビレッジ計画は、地元の小山町と東和不動産が一体となって進めているプロジェクトです。まず、ビレッジ内にレーシングチームの拠点となるガレージに集まっていただき、オープンファクトリーとすることで来場された方々がモータースポーツの楽しさの一端を見学、体験できる“ガレージ村”を展開したいと考えています。また、キャンプやグランピングが楽しめる施設の計画もあります。

このモータースポーツビレッジと連動して、ラグジュアリーな宿泊体験を提供する役割を果たすことになるのが、アンバウンドコレクション byHyattのホテルです。2021年度からモータースポーツビレッジの施設を順次オープンしながら、2022年度にホテルが開業、2023年度に新東名高速道路が全線開通することでフルオープンに至るというのが構想の大きな流れです。

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