小田急電鉄㈱（本社・東京都新宿区）と小田急グループのUDS ㈱（本社・東京都渋谷区）は、福岡市博多区祇園町に宿泊特化型、コンドミニアム型の2 棟のホテルを開発することを発表。今年10 月から開発に着手し、2022 年春の開業を目指す。

　同物件は、福岡市の博多祇園地区に位置し、地下鉄空港線「祇園」駅より徒歩2 分と観光・ビジネスの拠点として絶好のロケーション。プロジェクトでは、小田急電鉄が宗教法人 善照寺の所有する土地の一部を借り受けて2 棟のホテルを建設、UDS がホテルの企画、設計、運営を担う。デザイン方針は、日本的な要素を取り入れながら善照寺およびその周辺環境との調和を図るとともに、博多が持つ「アジアの玄関口」を喚起する上質感のあるホテルを目指す。宿泊特化型とコンドミニアム型の2 タイプを設けることで多様なニーズに対応する考えだ。

　小田急グループではホテル事業を成長分野と位置づけ、都市型やリゾートなど多彩なホテルを展開するとともに、地域資源を活用した独自のサービスの提供に努めるとしている。

【博多祇園地区 ホテル開発 概要】
［A 棟 宿泊特化型ホテル］
所在地：福岡市博多区祇園町4 番58 号／敷地面積：941.36㎡／延べ床面積：4892.62㎡／構造・規模：鉄骨造、地上14 階／施設構成：客室165 室、レストラン

［B 棟 コンドミニアム型ホテル］
所在地：福岡市博多区祇園町4 番69 号／敷地面積：352.96㎡／延べ床面積：1470.44㎡／構造・規模：鉄筋コンクリート造、地上10 階／施設構成：客室31 室

■https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001ms5x-att/o5oaa1000001ms64.pdf