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2019年7月の外食産業市場動向

2019年7月の外食産業市場動向 長梅雨と休日数減少により、FR不調、売上は前年を下回る

【月刊HOTERES 2019年09月号】
2019年09月24日(火)
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7 月は、梅雨明けが前年より大幅に遅れ、天候不順と低温が続いたことに加え、日曜日が1 日少ない曜日回りの影響により、FR などを中心に客足が落ち込んだ。引き続き、季節メニューの投入やメニュー価格の改訂等で客単価は上昇傾向にあるものの、客数の減少により、全体の売上は99.5%と35カ月ぶりに前年を下回った。

業態別では、ファストフード(FF)業態の全体の売上が101.4%と前年を上回った。「洋風」は、お得なランチ商品や季節限定商品等が好調で客数・客単価ともにプラス、売上は102.4%。「和風」は、長梅雨が客足に影響したが、付加価値のある季節メニューや定食メニューの好調で客単価が向上、売上101.6%。「麺類」は、出店増と客単価上昇で売上102.6%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、天候不順が持ち帰り米飯の客足に影響し、売上は98.9%。「その他」は、「アイスクリーム」が梅雨寒で販売が伸びず、売上96.7%となった。

ファミリーレストラン業態の全体売上は95.6%と前年を下回った。業種別では、「洋風」と「和風」は、一部で付加価値メニューへの支持が見られたものの、引き続き客数が振るわず、売上は「洋食」93.7%、「和風」94.0%と、前年を大きく下回った。「中華」は、店舗増などで売上は100.5%。「焼き肉」も、長引いた梅雨が客足に影響し、売上は99.5%と32 カ月ぶりに前年を下回った。

飲酒屋業態も、長梅雨による日照不足と低温により、本来なら繁忙期のビアガーデンを中心にマイナスの影響を受けた。店舗数減少の影響もあり、「パブ・ビアホール」は売上97.7%、「居酒屋」は98.8%となった。

喫茶事業態は、梅雨明け後に季節のドリンクメニューが好調に推移し、客単価が上昇、売上は103.7%となった。

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