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データファイル コミュニケーション科学研究所 

全国縦断マーケット調査 茨城県

【月刊HOTERES 2019年06月号】
2019年06月21日(金)
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国営ひたち海浜公園
 
 茨城県の観光入込数は年々順調に増加傾向を辿り、2017年には4400 万人を記録している。
当県の観光エリアは、土浦、潮来などの霞ケ浦エリア、筑波山エリア、偕楽園などの水戸エリアなどがあるが、それらエリアと競り合うエリアとしてスポットライトが当たっているのが、大洗・那珂湊海岸エリアである。もともとこの地域は、夏の海水浴と水族館、そして花火大会などがあり、7・8 月東京、千葉、栃木などから夏シーズンの観光スポットとして賑わってきた。
ところが、ここ数年にスポットライトが当たっているのが、春から秋にかけての花の群落展開である。4 ~ 6 月「ネモフィラ」という青い花が「みはらしの丘」と名付けられる広大な斜面に群生する。
9 ~ 10 月の紅葉シーズンには「コキラ」という赤いほうき状の花が咲き乱れる。公園の総面積は350haでディズニーランドの7 倍の広さという巨大なスケールの大花園である。近年の来園者数は200 万人を突破する人気である。
 
 
工業出荷額全国第8 位
 
 茨城県の面積は6097.2㎢で全国16 位で、熊本県より小さく、岡山県より大きい。人口は288.9 万人で全国11 位。広島県より大きく、静岡県より小さい。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は12.4%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は59.4%、65 歳以上の老年人口は28.2%で、全国と比較すると、老年人口比率が高くなっている。県民分配所得は9.0 兆円で全国11 位。一人当たり所得は308.8 万円であり、全国で群馬県に次いで11 位となっている。産業別構成比をみると、第1次産業は1.9%、第2 次産業は35.8%、第3 次産業は61.4%で、全国平均と比べると第2 次産業比率が高い。工業出荷額は11.2 兆円で全国8 位、人口当たりは386.0 万円で全国8 位となっている。
 
 
ホテルは件数・客室数とも大きく伸びている
 
 飲食店数は14 年で1 万1797 店。内訳をみると、食堂・レストランが1385 店で11.7%、専門料理店が3889 店で33.0%を占める。その中で多いのは中華料理店の1402 店で11.9%を占める。
次いで日本料理店が1183 店の10.0%と続いている。そのほか、すし店が588 店(5.0%)、そば・うどん店が844 店(7.2%)となっている。
また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1310 店(11.1%)、酒場・ビアホールは2739店(23.2%)と、両者で34.3%を占める。
以上のほか喫茶店は604 店(5.1%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は406 店(3.4%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は1067 店である。ホテル数は16 年で288 軒、客室数は1 万5400 室で、2000 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の22.9%に対して当県は39.8%、客室数は全国の39.8%に対して当県は63.5%の伸びで、ともに平均を上回っている。
 
 
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