６月12日から14日、幕張メッセで開催される「デジタルサイネージ ジャパン（DSJ）2019」で「4K／8Kピクチャー ウィンドウ」の商品展示と会場セミナーが行なわれる

４台の4Kディスプレイ「ブラビア」で映し出す
8Kの“体感できる風景”が価値を生む
 
「ブラビアは、豊かな色と高コントラストにこだわっています」とソニーマーケティング ビジネスソリューション本部 開発営業部 営業３課 統括課長の光成和真は言う。「豊かな色、明暗のコントラストをしっかりと出せるブラビアの品質により、8Kの映像コンテンツを再現し、窓のないところに窓を創り、まるでその場にいるような臨場感を体験できます」

「4K／8Kピクチャー ウィンドウ」は、窓に見立てた１台から複数台のソニーの法人向け4Kディスプレイ「ブラビア」にランドスキップが提供する4K／8Kの風景コンテンツを映し出す。ジャパンマテリアルが提供するデジタルサイネージ向けメディアプレーヤー「BrightSign（ブライトサイン）」によって制御することで、従来のサイネージとは異なる風景演出を提案する。

「ランドスキップでは現在、約3000本の4Kコンテンツをストックしています」とランドスキップ代表取締役の下村一樹氏は言う。「４台のブラビアによって8Kの映像を提供する4K／8Kピクチャー ウィンドウでは、私たちが各地で撮影した“体感できる風景”によって、ホテルをはじめとする施設に臨場感のある開放的な空間をお届けします」

8Kピクチャー（約3300万画素）は、4K（約820万画素）の「ブラビア」ディスプレイを４枚使用した形で映し出す。
「一つの風景画像を分割して４台のブラビアでずれることなく映し出すためには、BrightSignの高い精度が必要です。HDMIのケーブル１本で映像や音声、電源や入力切り替え、テレビ放送、音量も遠隔制御。あらかじめ設定した映像のスケジュール配信も可能です」とジャパングラフィックソリューション部 部長の早坂悠吾氏は言う。
 


客室デザインにもなじむフレームを用意
導入しやすいコストパフォーマンスも魅力
 
　ホテルの客室などの空間デザインに自然になじませるため、ブラビア本体の周囲には、朝日木材加工㈱のリアルウッドや凸版印刷㈱の住宅用建材を使用した専用窓型フレームがピクチャーフレームとして提供される。
リアルウッドのフレームはダークブラウン、ナチュラル、ブラック、ホワイトの４色展開で、空間にフィットする“窓枠”として選ぶことができる。

4K／8Kピクチャー ウィンドウの魅力の一つに、導入しやすい価格設定がある。
例えば55型のブラビアを４台使った8Kピクチャー ウィンドウの場合、参考価格は100万円（税別、配線工事代、設定費用、コンテンツ、管理PC除く）となっている。日本の世界遺産、名所、自然の風景など多彩なラインアップをそろえたコンテンツの販売価格は、8Kピクチャー ウィンドウを使って毎月３コンテンツを更新する形で、１拠点につき月額６万円（税別）で提供される。
4Kピクチャー ウィンドウの場合は、それぞれ25万円、月額３万円。また、ランドスキップによるオリジナルコンテンツの制作も別途可能だ。

　高い技術力とコストパフォーマンスを兼ね備えた4K／8Kピクチャー ウィンドウを客室やロビーなどに設置することで、ホテルの空間は新しい体験をお客さまに提供することができる。

「デジタルサイネージ ジャパン（DSJ）2019」
会期＝6月12日(水)～14日(金)
会場＝幕張メッセ
〒261-8550千葉市美浜区中瀬2-1
☎043-296-0001(代) 
●ソニーブース＝展示ホール「７」小間番号「7N04」