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2019年5月31日号 トップインタビュー ホテルサンバレー那須 総支配人 岡本 吉広 氏 

次につながる顧客作り、ファン作りのためにも一にも二にも笑顔が大切

【月刊HOTERES 2019年05月号】
2019年05月31日(金)
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―皆さん、とても笑顔がステキです。そしてすれ違ったときに必ず“ こんにちは” や“ いらっしゃいませ” と対応していただけるのでとても心地よく感じます。
 
岡本
 “ 笑顔で” と言っても初めのうちは緊張してしまい笑顔が出ないものです。
繰り返し根気よく指導することで、だんだん自然体の笑顔がこぼれるようになります。
またリゾートということから夏場はジャケットを脱いで開襟シャツのスタイルでお客さまをお迎えしています。
お客さまはリゾート地で散策や温泉など家族や仲間と楽しもうと胸躍らせている中で堅苦しいスタイルではアンバランスです。働く側にとっても開襟シャツの方が軽快感があり動きやすく、お客さまから見た目にも違和感なく躍動感を感じられます。
 
―私もファンの1人で何度か宿泊しているのですが、岡本総支配人の満面な笑顔でお出迎えは本当にうれしく思います。総支配人みずからがまさにお手本となりスタッフの皆さんをけん引していることがよく分かります。
 
岡本 
いつもフレッシュマンである気持ちを持ち続けることも大切です。
慣れてくると当時のことを忘れてしまいがちですが、常に新人の気持ちになって笑顔で対応することが大切です。
またホテルを支えてくれている取引業者さまにもきちんとした対応をすることも大切です。
繁忙期には現状のスタッフでは賄えませんので、地元に在住している方にご協力をいただいております。
現在、派遣会社4社と契約し、繁忙期の客室清掃や洗い場をヘルプしていただいております。
70 歳前後の方もいらっしゃいますので、いくつかコースを設けご自宅の近くまで送迎する巡回バスを運行しています。また派遣会社の方にも2回の食事を提供しています。
サービスの現場含め、限られた人口の中で地元在住の方を確保することは簡単なことではありません。
だからこそ、いつまでも長く勤めていただくためにも手厚い対応をすることが不可欠です。
また社員も寮を完備しており入寮希望者には原則1人1部屋を割り当てています。
寮の家賃は月額1 万〜1 万3000 円、光熱費は個別でいただいています。
 

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