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【IRレポート】

世界最長の跨海架橋プロジェクト 「港珠澳大橋」開通

【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月15日(金)
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マカオ〜香港が車で40 分
 
 港珠澳大橋は自動車専用道路で、最高速度は橋梁部が時速100 キロ、トンネル内が時速80 キロ。
主な公共交通手段としてマカオ側と香港側の両イミグレーション施設間を約40 分で結ぶシャトルバス(車体色から「金巴(=ゴールドバス)」の愛称)が挙げられる。
24 時間運行で、運行頻度はピーク時間帯が5分以内に1 本、ノンピーク時が10 〜15 分に1 本、0 時から6時の深夜時間帯が15 〜30 分に1 本程度。
片道運賃は6 時から24 時までが65 マカオパタカ(日本円換算:約880 円)、0時から6 時までが70 マカオパタカ(約950 円)で、海路(高速船)の実に半額というインパクトある価格設定だ。

このほか、大橋を経由してマカオの複数のIR(統合型リゾート)と香港市街地を結ぶクロスボーダーバスも2 社が運行する。
料金は平日昼間で160 マカオパタカ(約2170 円)〜と、こちらは海路よりやや割高。
これまでのところ、安価で本数も多いゴールドバスの人気が高く、週末や祝日には利用者が集中し、バス乗り場が長蛇の列となることもある。

 
 橋の東の出入口は香港国際空港に近い香港・ランタオ島沖の人工島、西側の出入口はマカオ半島の北東沖の珠澳人工島で、島の北半分が珠海市、南半分がマカオ特別行政区の管理区域となり、イミグレーションビルは両方に跨って建つ。
よって、マカオと珠海の間は徒歩で往来できる。
 

ギャラクシーマカオやグランドリスボアといったマカオのIRと香港の市街地を結ぶクロスボーダーバス「港澳快線」
マカオと香港の両イミグレーション施設間を結ぶシャトルバス。「ゴールドバス」の愛称
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