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2019年2月15日号  トップインタビュー ザ・ペニンシュラパリ  総支配人  カーチャ・ヘンケ 氏 

独自のホテル哲学とフランス文化を融合し ヨーロッパでの認知度向上を促進する

【月刊HOTERES 2019年02月号】
2019年02月15日(金)
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ザ・ペニンシュラホテルズとして10 番目、ヨーロッパでは初のホテルとして2014 年に開業したザ・ペニンシュラパリ。
地域に寄り添いながら、最高の快適性や独自のペニンシュラ・ホスピタリティーを発展させ、フランス観光開発機構アトゥー・フランスにより授けられる「パラス」の称号を授与されるなど、パリ有数のホテルとして高い評価を得るに至っている。
ザ・ペニンシュラパリの総支配人を務めるカーチャ・ヘンケ氏に、その魅力と展望を聞いた。

(※インタビューは2018年10月24日時点)

Profile
カーチャ・ヘンケ 氏
(Katja Henke)

ドイツ国籍。スイス、フランス、イギリスで勤務の後、アメリカ マサチューセッツ州レノックスのルレ&シャトー総支配人、フォーシーズンズ・ワシントンのホテルマネージャー、フォーシーズンズのビバリーウィルシャーにてホテルマネージャーを務めた後、ザ・ペニンシュラ上海のホテルマネージャーとしてザ・ペニンシュラホテルズに入社。13 年1月ザ・ペニンシュラバンコクの総支配人を経て16 年7 月より現職
 
The Peninsula Paris
19, Avenue Kléber, 75116 Paris, France peninsula.com/ja/paris

 
❒ ホテルの特徴をお聞かせください。
 
 まず、歴史的建築の豪華さとリノベーションによる現代的な要素が融合する建物の美しさと独自テクノロジーが導入された快適な客室があります。
 
 テラスが充実し、ロビーフロアのテラスレストラン「ラ・テラス・クレベール」やコンテンポラリー・フレンチ・キュイジーヌ「ロワゾ―・ブラン」のほか屋上にはグループ唯一のルーフトップのプライベートガーデンがあり、これらに直結するスイートもご用意しています。
レストランではシェフズテーブルを含め、パリ有数の本格ダイニングとして高い評価をいただいています。
スパやスイミングプールも息を飲むほどの優美さです。
 
 ザ・ペニンシュラパリは、1908 年に建設された歴史的建物の外観はそのままに、内観の改装とフランス屈指の職人による修復作業を行ないました。
また、館内には数多くのコンテンポラリーアートが配され、美術館のようなたたずまいを醸し出しています。
パリには歴史的著名ホテルがたくさんありますが、多くは花柄プリントやベルベット素材のような伝統素材をあしらったクラシックな雰囲気が主流です。
 
 一方、ザ・ペニンシュラパリでは女性的な要素を抑えたモダンな雰囲気で、グレーや黒、白、ベージュなどの色を取り入れた落ち着いたデザインでまとめられ、そこにホテル業界で唯一の独自テクノロジーを融合させているのが特徴です。
 
 それらの部分は、フランス的であると同時に、東と西とが出合うザ・ペニンシュラホテルズならではのサービスやおもてなしの心を感じられるところも、ほかにはない魅力だと思います。
 
 また、こういった素晴らしいホテルの雰囲気を最終的につくりあげているのがスタッフです。
彼らによるペニンシュラ・タッチこそがザ・ペニンシュラパリらしさを生んでいます。
お越しいただくお客さまからもスタッフに対する高い評価をいただいており、大きな励みにもなります。

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