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(株)レッド・プラネット・ジャパン、グリーンオークと合弁事業設立 

日本におけるホテルの増設に最大220億円の投資を計画

2018年12月07日(金)
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 (株)レッド・プラネット・ジャパンは4日、グリーンオーク・リアル・エステートの日本法人であるグリーンオーク・インベストメント・マネジメント株式会社(以下、「グリーンオーク」)と合弁事業を設立し、日本の主要都市でのレッドプラネット・ブランドのホテル開発にグリーンオークが運用するファンドを通じて投資すると発表した。
 
 グリーンオークは、50億円を同合弁事業に投資し、レッド・プラネット・ジャパンは最大5億5555万5555円を投資する。同合弁事業は、今後2年間で日本に最大6施設を増設するための資金として約222億円を確保することが見込まれている。
 
 同合弁事業を通して、レッド・プラネット・ジャパンは、広島の160客室規模のホテル建設を皮切りに、日本の主要都市にホテル建設を計画している。レッド・プラネット・ジャパンもグリーンオークも、急成長する日本の観光市場に合わせ今後2年間で合弁事業の規模を拡大することを視野に入れている。
 
 レッド・プラネット・ジャパンのCEO、ティム・ハンシング氏は次のように述べている。「この合弁はバジェットホテルチェーンとしてアジアの最大大手企業としてのポジションを確立するため、日本の主要都市における私達の事業拠点を拡張し、とりわけ、日本へのインバウンド旅行客からの増加する需要に応えることを目的としています。これまでのホテル滞在経験を一変させるお客様向けのテクノロジーをご体験いただけることも大変喜ばしく思います。いずれの競合ホテルでも、これに匹敵するものは実現できていません」。
 
 グリーンオーク・リアル・エステートは世界全体で106億米ドルの資産を運用しており、日本においては2010年に業務を開始した。東京に拠点を置くグリーンオークの代表取締役社長である、ダニエル・クリーブス氏は、次のようにコメントしている。
「この合弁を通してグリーンオークが行う投資は、人気の高いホテルセクターに対するもので、アジア地域から日本に訪問するコストパフォーマンスに敏感な旅行客にアピールするブランドを有します。日本のホスピタリティ市場は、高い稼働率と上昇する宿泊料金のメリットを受け、高利回りと大幅な資産価値上昇をもたらしています。このパートナーシップはレッド・プラネットが日本で新たなビジネス機会を見つけることを後押しすると信じており、レッド・プラネットとの持続的なパートナーシップを通じバジェットホテル業界に更なる投資を行うことができることと思います」。
 
レッド・プラネット・ジャパンの取締役会長、サイモン・ゲロヴィッチ氏 コメント
「ブランド、インフラ、テクノロジープラットフォームを作り出し、売り上げや利益率、利益の上昇を実現した今、私達は事業拡大のペースを加速しています。今回の合弁は、今後グリーンオークと共に進める一連の開発投資の第一号と捉えています。市場は大きく、急速に成長しており、私達はそれに合わせてプレゼンスを拡大する準備が出来ています」。
 
 レッド・プラネット・ジャパンは、新ホテルの増設により、日本およびフィリピンにおいて、2,500室を有することとなる。また、これに伴い、レッドプラネット・ブランドの総室数はアジア全体では今後2年間で7,452室に増強されるとしている。
 
 
(株)レッド・プラネット・ジャパン

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