全国でもめずらしいコンテナモジュールを活用したホテルで、1基(約14㎡)でツインルーム、2基連結(約29㎡)して4~5人が泊まれる客室を提供するという。
<1>名前の由来
TORACOの意味はTransit(トランジット)+Cotage(コテージ)とを組み合わせて、「TORACO」と名付けた。第一号となる「TORACO Konohana」はUSJで1日中遊んでたどり着く最後のエリアをイメージして作ったとしている。コンテナのポップな外観に、現代アーティスト「越ちひろ」氏が制作する壁画はこの施設で一番のインスタ映えスポットだとしている。
<2>施設概要
全客室すべて異なるインテリアは、国内外で今人気のデザインテーマで表現した。遊び疲れた足を癒すフットマッサージ機を全客室に設置。4~5人部屋はセパレートトイレとなっており、ユニットバスでは湯船に浸かれる。次の日は部屋でゆっくりできるようにミニキッチンも全客室に設置しており、チェックアウトは12時としている。また、大阪観光の拠点と出来るように長期のゲスト向けに洗濯機・乾燥機、貸出しアイロン、貸出し調理器具、飲料用自動販売機、買い出しに便利な貸自転車も準備している。
<3>コンテナについて
コンテナは中国から輸入しており、日本の工場で内装を制作し、トレーラーで現地に運搬して完成する。現地での作業期間は2カ月程度で済み、天候や近隣住宅への影響を低減出来る。また、移動も出来るので汎用性もある。
また、移動可能なコンテナホテルであるため、災害時の被災地での利用や遊休地の一時利用が可能だとしている。
ルーム
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TORACOの外観
「TORACO Konohana」概要
所在地:大阪府大阪市此花区島屋3-2-20
事業者:株式会社S&T HD
運営会社:株式会社サンタベル
アクセス:JRゆめ咲線 安治川口駅より徒歩 約5分
敷地面積:約269.71㎡(81.58 坪)
施設概要:全5部屋(2人部屋:1室/4人部屋:3室/5人部屋:1室)
構造規模:地上1階
基本設計・工事監理:株式会社S&T HD
実施設計・施工:株式会社S&T HD
開業:2018 年10月31日
(株)SANTAVEL