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2018年10月12日号 トップインタビュー  SCHMATZ(カイザーキッチン㈱)創設者& 最高経営責任者 クリストファー・アックス氏、創設者& 最高経営責任者 チーフ・ハピネス・オフィサー マーク・リュッテン氏

チームの「ハピネス」に徹底して取り組むカルチャーが武器 若き感性が生み出したゲストとチームの双方から選ばれるビアダイニング

【月刊HOTERES 2018年10月号】
2018年10月12日(金)
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20 代の若きドイツ人たちが生み出したレストラン「シュマッツ(SCHMATZ)」の急速な展開が止まらない。2014 年に創業、2015 年の表参道店・赤坂店を皮切りに現在9 店を運営。先月には赤坂アークヒルズと日本橋高島屋新館にも出店を果たし、さらに年内に3 店(田町、銀座、中目黒)をオープンする予定だ。若き感性を活かし、ゲストの満足度だけでなく、チームメンバーの幸福度(ハピネス)向上にも徹底して取り組むことで、ゲストとチームの双方から選ばれる企業経営を実現している同社(運営:カイザーキッチン株式会社)の現状と今後について、創設者& 最高経営責任者のクリストファー・アックス氏、創設者& 最高経営責任者兼「チーフ・ハピネス・オフィサー」のマーク・リュッテン氏に聞いた。


左からSCHMATZ(カイザーキッチン㈱) 創設者& 最高経営責任者 チーフ・ハピネス・オフィサー マーク・リュッテン氏、創設者& 最高経営責任者 クリストファー・アックス氏

20 代の若きドイツ人が生み出した
新しいカジュアルビアダイニング
 
❒ まずはシュマッツについて教えてください。
 
クリストファー・アックス(以下「アックス」) シュマッツは2014 年に私たち二人が自ら走らせたフードトラックからスタートした「今のドイツ料理」と本格ドイツビールが楽しめるカジュアルビアダイニングです。
 
 ドイツ料理は昔からドイツビールとともに日本で親しまれてきましたが、私達の目からするとその多くは伝統的なドイツ料理で、価格もどちらかというと高く、気軽に楽しめるものではないという印象がありました。
 
 時代も変化する中で、私たちミレニアル世代が食べて育ったような、これまでの日本では味わえなかった現代風のドイツ料理と本格ドイツ製法の美味しいドラフトビールが楽しめる、カジュアルでリーズナブルなお店を展開できないかと考えたのです。
 
マーク・リュッテン(以下「リュッテン」) また、レストランを立ち上げるときにもう一つ大切にしたのは、ただ食事やビールを楽しむだけではなく、私たちが「チームメンバー」と呼んでいるスタッフとすぐに仲良くなれて、友人の家に遊びに来たような感覚で楽しんでいただけるお店にしたいということでした。
 
 そこで、シュマッツではすべてのお客さまに“ザ・シュマッツ・エクスペリエンス”をご体験いただくことを目指しています。ドイツ語で“Gastfreundschaft”という言葉が表す『ホスピタリティ』のように、お客さま(ドイツ語で「Gast」)と友情(同「Freundschaft」)を大切にし、お客さまは友人の家に招かれたような、温かい空間と居心地の良い時間を過ごしていただけるよう心掛けています。

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