「デザイン」という言葉の奥深い世界、これまでにも本誌では国内外のホテル＆レストランに関わるデザイナーへのアプローチを多々試みてきている。なかには、その道で" 巨匠" と呼ばれる御仁もいれば、新進気鋭という若者も対象となってきた。そのなかで、異能と呼ぶに相応しい人物、最初の出会いで強烈なインパクトを与えてくれたのが杉本貴志である。スーパーポテトを主宰、日本経済が百花繚乱という1970 年代には" 伝説の箱" をクリエイティブ。その後、ホテルの世界にも活躍を場を広げていた。現在、デザインの世界で活躍する多くの人材を発掘、育て上げたその手腕は、やはり戦後の我が国におけるデザイナーの巨星として賞賛すべきである。杉本氏の功績、作品を改めてフォーカスする。
本文・本誌 村上 実 協力＝㈱スーパーポテト
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本記事は2018年８月17日号追悼特集の紹介記事です。
本誌では杉本貴志の追悼記事のほか、「想いでのトリビュート〜杉本貴志かくのごとく生きる」と題し、橋本夕紀夫デザインスタジオ主宰 橋本夕紀夫氏、㈱二期リゾート 代表取締役 北山ひとみ氏、藤枝リュウジ氏、石彫家／公益財団法人イサム・ノグチ日本財団 理事長 和泉正敏氏、㈱ソルト・インターナショナル 代表 伊藤（若林）孝枝 氏による追悼コメントを掲載しています。
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※順不同・敬称略
