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レポート  19年目を迎えた「西武文理大学ホスピタリティウェディング」

お二人が大切にしているコトを、永遠に続く物語に変えていけるようなウェディングを創りたい

【月刊HOTERES 2018年06月号】
2018年06月22日(金)
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サービス産業に従事するために豊かな人間性を持つ、実践的で柔軟な職業人の育成を目指す「西武文理大学 サービス経営学部」。その1 つとして学生たちがプロデュースする「西武文理大学ホスピタリティウェディング」を開学2 年目以来、実施。今年で19 年目となる。そこで今回は6 月3日、オープンキャンパスと併せて晴天の下、開催された結婚式をルポした。
 
西武文理大学 サービス経営学部
開催:2018 年6 月3 日㈰13 時~16 時
会場:挙式 西武文理大学内「スピナッチホール」/披露宴「ドリーム館」・2 号館前広場

 
 2018 年6月3日、西武文理大学(埼玉県狭山市)キャンパスにて、学生たちのプロデュースによる「西武文理大学ホスピタリティウェディング」が開催された。当日は高校生やその家族を対象としたオープンキャンパスも行なわれており、実際の結婚式を見たいと多くの高校生等が挙式会場に駆けつけた。用意した席では間に合わず、立ち見をするほどの盛況ぶりだった。
 
 今回は時代をとらえた国際結婚式。新郎はフランス人、新婦は日本人のカップルだった。
 
「文理ブライダルは昨年から1 つのテーマを持っています。“ お二人が大切にしているコトを、永遠に続く物語に変えていけるようなウェディングを創りたい” というものです。私たちは結婚式の力を信じ、お二人が結婚式を通して新たな人生を歩まれる中で、幸せの輪が広がっていくことを願っています」(西武文理大学サービス経営学部2 年 立 沙世子さん)。
 
 挙式のテーマは『私の見た星空 僕の見た星の輝き』。当たり前と思っていた結婚式で二人らしさをどのように表現していくべきかを話し合う中で、生まれたテーマだった。優しい気遣いと愛情を持って接する新婦とすてきな笑顔でどんなことでも受け止め、新婦を包み込む新郎。その姿をみて考え出したものだった。
 
 挙式内で初めてのドレス姿、タキシード姿を見たいという希望から“ ファーストミート” の演出が行なわれた。会場の左右から二人が中央に歩み寄るというもの。新郎はひざまずき新婦を迎えた。ともに誓いをたて用意された誓約書(絵本)にサイン。最後には学生たちが歌で祝福すると自然の流れで新郎新婦がダンスを始める場面もあり、まさに国際感あふれた挙式となった。
 
 披露宴は屋外のガーデンに設営。芝生をハート型に刈り込み、その中で両親や友人等が新郎新婦の結婚を祝福した。コンセプトは「みんなで楽しい時間を過ごせば~おしゃべり、ダンス そして家族の絆~」。フランスと日本の融合を第一に、どちらの価値観も受け入れることを大切にするために、自由に楽しく過ごす時間を創るとともに、フランス料理を中心に用意した。
 
 好天に恵まれ、終始なごやかなムードで両家の列席者が自然と溶け込んでいく姿を見ることができた。
 
「お二人から教えていただいたのは“ 今できる最善を尽くしていこう”“ 精一杯、今を生きることが未来を創る”“ 結婚をするということは家族となることであり、笑顔の絶えない家庭を創っていく” というものです。お二人の結婚式に携わらせていただいたことに、文理ブライダルのメンバーを代表して心から感謝申し上げます」(立 沙世子さん)。

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