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酒のSP

「東京 インターナショナル バーショー」に1 万2300 人来場 バーとカクテル文化、国際色豊かに

【月刊HOTERES 2018年05月号】
2018年05月25日(金)
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 (一財)カクテル文化振興会は5 月12 日と13 日の2 日間、バーとカクテルの国内最大級の展示会イベント「東京 インターナショナル バーショー 2018 ~バー ミソロジー~」(以下、東京バーショー)を東京ドームシティ・プリズムホールで開催。来場者は2 日間で延べ約1 万2300 人を数えた。2012 年から開催されている東京バーショーは、アジアで初めて行なわれたバーショーとしてもその存在意義は大きく、回を重ねるごとにイベントとしての成長を見せている。今年のスペシャルゲストは、世界のバーシーンで活躍しているサルバトーレ・カラブレーゼ氏。同氏は両日ともにマスタークラスに登壇。「グレイトバーテンダーの作り方」を語ったほか、会場メインステージでも世界中のカクテルコンペティションで審査員を務め、多くのカクテルブックも出版している氏の視点による「ネグローニ」などのツイストカクテルを披露した。また、ウイスキー関連書籍『ワールド・アトラス・オブ・ウイスキー』の著者、デーブ・ブルーム氏も昨年に続き来日。今年はスコットランドジンの魅力を語った。

 
恒例の女性バーテンダーによるコンペティション「なでしこカップ」も会場を盛り上げたほか、例年販売される記念ボトルを求めて長い列が生まれるなど、会場はにぎわった。今年の東京バーショーは客足が早く、12 日の開場時から熱気を帯びている印象があった。また年を追うごとに国際色が豊かになっており、出展社ブースでのプレゼンテーション、来場者共に外国人の姿があることが自然に感じられる。5 月13 日は「カクテルの日」でもあり、この日を中心とした1 週間を「ナショナルカクテルウィーク」と称して全国各地でカクテルイベントやフェアも開催されている。日本のバー文化への注目度の高まりに比例して、この時期やイベントに合わせた訪日客の増加、バーシーンの活性化を通じた観光産業としての存在の高まりにも期待したい。

このイベントには農林水産省、経済産業省、観光庁、国税庁、スコットランド国際開発庁、日本洋酒輸入協会が後援した。

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