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トップインタビュー  横浜ベイホテル東急 総支配人 陣内 一彦 氏

すべてのセールスチャネルに対して真摯にアプローチ 信念に基づくブレない営業スタイルで地域ナンバーワンを

【月刊HOTERES 2018年03月号】
2018年03月23日(金)
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ホテルの強みを伸ばすとともに
すべての販売チャネルにアプローチ
夢と感動を売るホテルへ
 
❒ 今後のホテルの運営方針についてどのような計画をお持ちですか。

 
 当ホテルはみなとみらい地区3 番目のホテルとして開業したので、既存ホテルとの差別化を図ることが課題でした。バルコニー付きの客室を備え、木と緑と水と空気に重きをおいた都会の中のアーバンオアシスとしての魅力をさらに進化させて行かなければならないと思っています。
 
 インルームの食事付き宿泊プランも人気なので積極的に訴求していきたいですね。例えば昨年秋から販売開始した「プレミアムバースデー」はチェックイン後にシェフと打ち合わせしてメニューを決め、客室にお食事が届くというものです。窓側にテーブルをセットするとライトアップされた観覧車が目の前に見えるので大変よろこばれています。
 
 営業戦略では好調な部分だけに頼らず、どの販売チャネルに対してもぶれずに営業することが重要だと考えています。ホテルマーケットは景気の影響を受けやすく、東日本大震災発生後は一般利用がぴたりと止まったこともありました。そのときに助けてくれたのが学校関係や地方のエージェントでした。これは、それまでしっかり営業してつながっていたからこそだと思います。ですからいまもFIT やグループ客の受注が少なくなってきていますが、地方のエージェントセールスもしっかり行ない販売部門を強化しています。セールスチームには「お客さまが来ないからそこに営業に行かないのではなく、営業に行かないからお客さまが来ないのだ」と応援メッセージを送っています。
 
❒ 陣内総支配人のホテルマンとしての信条をお聞かせください。
 
 ホテルは客室やレストラン、婚礼、宴会などサービスやおもてなしを提供していますが、もう一つ売っているものがあると思います。それは夢と感動です。今年に入って長年お付き合いのあるお客さまからメールをいただきました。そこには「横浜ベイホテル東急はいつ行ってもワクワク、ドキドキする。まさに大人のディズニーランドですね」と書いてありました。このホテルに行けば何か新しいことが起こる。夢の中に誘われて心が動かされるようなホテルを創り上げていきたいと考えています。
 

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