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077 岡村衡一郎  サービス・イノベーション48手-Part2 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~

077 たった一部屋からの偉業

【月刊HOTERES 2018年02月号】
2018年02月16日(金)
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絶対的においしい部分があるからこそ、
全体の評価が引き上がる

 
変化に追われるリーダーのための実践的イノベーションメソッドとして、ホテル業の事例にとどまらず、多く企業変革の現場から生まれた「チェンジング・メソッド」として紹介していた48 種。そのPart 2 としてお届けする。

Profile
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)

1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

 
「400 人の力が結集した本当にすごい」。パークホテル東京、宿泊グループ支配人の小野さんはうれしそうだ。宿泊客以外のお客さまを約2000 人、有料で集められた○○イベントは、客室270 室の中規模ホテルでは異例の出来事だと言えるだろう。お客さまは、彼らの一品、客室に造形された日本の美、アーティストルームの数々を身近に見ようと全国から集まってくれた。
 
 パークホテル東京が「日本の美意識が体感できる時空間」になる、と決めた5 年前、その象徴として、相撲をモチーフとした客室アートを商品化した。相撲部屋は大きな反響をよび○○の起点になる。そこから、禅ルーム、おたふく、竹林登り龍、一部屋一部屋アーティストとともにつくり込んできた。どれも日本の美意識を客室アートで表現する手の込んだ作品ばかりだ。製作期間に1 年を要した作品もある。
 

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