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インタビュー 京王プラザホテル札幌 

ホテル市場においてhandyの存在が点から線、線から面へ広がることを期待

【月刊HOTERES 2018年01月号】
2018年01月26日(金)
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handy Japan CMO 野本 歩氏、 京王プラザホテル札幌  総支配人  清成 淳夫氏、 handy Japan Sales Director 吉野 真史氏

北海道札幌市に立地するホテルの中で、最初にhandy の導入に乗り出した京王プラザホテル札幌。現場を取り仕切る支配人の「絶対に導入するべき」という熱意に背中を押され、自らをアナログ人間と称する清成淳夫総支配人は、これからのホテルマーケットに求められる付加価値を生み出していくためのツールとして、新しいデジタル機器であるhandy の魅力を十分に理解した上でその活用を決断した。その思いの中心には、handy による情報発信を通じて札幌エリア、さらに北海道全体の観光産業が永続的に活性化させたいというポジティブな願いがある。

Wi-Fi 環境の整備の遅れという
日本が抱える問題を解決してくれる
 
❐ 2017 年9月29 日、札幌ではじめてhandy を導入されました。その経緯を教えてください。
 
 私自身はアナログ人間で、スマートフォンを上手に使っているわけではありません。ですから最初にhandy の説明を聞いたとき、「そんなにうまい話があるのか」と疑ってしまいました。ただhandy の機能について聞けば聞くほど、私たちが抱えている一番の問題を解決してくれるツールであることがわかってきました。インバウンドのお客さまが日本に最も改善してもらいたいと思っているのは、Wi-Fi 環境の整備ではないでしょうか。
 
 少し前の時代のインバウンドは、夜遅く到着して、朝早く出発するガイド付きのグループ旅行がほとんどで、ホテル側からインフォメーションする必要性はそれほどありませんでした。
 
 ところがLCCが飛び始めるなど観光を取り巻く背景が変化し、この5年ほどの間にFIT化が進みました。若い世代の方々が細かいスケジュールを決めずに日本を訪れる個人旅行が目立つようになってきたのです。
 
 それに合わせてホテルに求められる要望も増え、私たちとしてはお客さまから寄せられる個別の要望に対する説明が十分にできなくなってきました。以前は香港、台湾のお客さまがほとんどでしたが、中国、タイ、マレーシアなどさまざまな国籍のお客さまが訪れるようになった結果、多様な言語による対応が求められるようになってきました。そうは言っても、用意しているインフォメーションを多言語に翻訳しくれる人材はなかなか見つかるものではなく、私たちは答えの見つからない問題を抱えたまま悶々としていました。
 
 そんな中でhandy の提案があったのです。窓口となった支配人から「これほど便利なものは他にありません。絶対に導入するべきです」と強く薦められました。お客さまが自国にいるかのような感覚で自分のスマホのように使えるツールだということは私も理解できたのですが、かなりのランニングコストが掛かるのではないかという心配もありました。ところが説明を聞いてみると、そういうことでもないらしい。アナログ人間の私にとってはまるで手品のような話でした。
 
 そこでhandy の方に直接来ていただいて、プレゼンテーションをお願いしました。そこで十分に納得できたので、導入を決断するに至ったというのが経緯です。
 

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