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インタビュー 浅草ビューホテル 

handyのデジタル力を借りることで アナログ(人の心の仕事)に集中できる環境を整える

【月刊HOTERES 2018年01月号】
2018年01月26日(金)
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左から、浅草ビューホテル 宿泊部 宿泊課 支配人 鈴木 恒彦氏、 Vice President(Sales) 西浦 亮氏、 浅草ビューホテル 執行役員 総支配人 佐藤 和彦氏

国内外から訪れるレジャー目的のお客さまに向けて、ホテルの館内情報はもちろん、立地する浅草の町のディープな情報についても積極的に発信していくために、ビューホテルズの中で最初にhandyを導入した浅草ビューホテル。ホテルマンが成就しなければならないサービスの本質は、時代が移っても変わることはないという信念を貫く佐藤和彦総支配人は、handy のデジタルな機能を活用するのは、人が介在するアナログなサービスの質を高めることが目的と強調。アナログ=人の心の仕事をサポートするツールとしてhandy を捉えた活用法を追求している。
 

 
周辺エリアやホテルの多様な情報を
一つの端末で幅広く発信できる魅力
 
❐ 2017 年9月15 日にhandy を導入するまでの経緯を教えてください。
 

 ビューホテルズ全体にhandy の提案があったのですが、その中で浅草ビューホテルがグループで最初の導入施設となりました。インバウンド比率が高く、海外からのお客さまの利便性を高められること、そして客室数がビューホテルズで最多であることがその理由です。
 
 ホテルが立地する浅草エリアの観光地、飲食、カルチャーの情報発信はもちろん、ホテル館内のレストランの情報についても一つの端末で幅広く発信できることがhandy の大きな魅力だと思います。その力を活用した新しい展開を実現したいと考え、handy を導入しました。これまで行なってきたスタッフによるコンシェルジュ機能ももちろん続けていくのですが、そこにhandy を組み込むことでお客さまにより幅広い情報を時間を掛けずに提供できるようになります。それによってお客さまの満足度を向上させることができるでしょう。
 
鈴木 また、今後はそういった新しい提案に取り組んでいかなければ、ホテルマーケットにおいてお客さまに選んでいただけなくなるという危機感も持っています。新しいツールを活用することで、少しでも自分たちの特色をアピールできる形を身につけていく必要があり、handy の導入についてはその動きの一環としても位置付けています。
 
西浦 佐藤総支配人はhandy によって、具体的にどのようなことが実現できそうだとお考え頂いたのでしょうか?
 
 正直に申し上げて、宿泊のお客さまの館内レストランの利用率は決して高くはありません。その要因として、浅草エリアに泊まるお客さまは町に出て飲食することで満足を得ようとするため、ホテルのレストランを利用しようと考える方の割合が少ないことが挙げられます。
 
 ただ実際に利用していただければおわかりいただけるように、浅草ビューホテルの料飲施設はお客さまに満足を与えることのできるメニュー構成を持っています。そこでhandy の機能を活用することでその情報を伝え、館内のレストランに来店していただくまでの距離感を短くする手段を確立していきたいと考えています。
 
 これからはhandy を使ってインフォメーションをプッシュ通知することで、レストランの集客につなげていくことになります。また、宿泊のお客さまが館内のレストランをどれくらい利用しているのかについてのデータも取り始めています。
 

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