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トップインタビュー  ㈱京王プラザホテル 代表取締役社長 山本 護 氏

ホテル業界のパイオニア 京王プラザホテルが目指す“ネクストステージ” 100年ブランドの確立を目指して

【月刊HOTERES 2017年12月号】
2017年12月01日(金)
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山本 護 氏
(Mamoru Yamamoto)

東京都出身、在住。昭和54 年慶應義塾大学経済学部卒業、京王帝都電鉄㈱入社(平成10 年7 月京王電鉄㈱に社名変更)。平成5 年京王観光㈱旅行事業本部海外旅行部仕入担当課長(出向)、翌年同副部長。平成7 年京王帝都電鉄㈱関連事業部課長(復職)。平成10 年京王レクリエーション㈱桜ケ丘カントリークラブ副支配人(出向)、翌年同支配人、平成12 年より同取締役同支配人。平成14 年㈱京王百貨店 百貨店事業本部販売促進部副部長、翌年同販売促進部長。平成16 年同社 顧客政策部長。平成17 年京王電鉄㈱ 広報部長(復職)。平成19 年㈱京王百貨店 取締役総務部長(出向)。平成21 年同社 取締役営業本部外商事業部長。平成22 年京王電鉄㈱ 取締役開発企画部長(復職)。平成23 年同社 取締役人事部長。平成25 年同社 常務取締役総合企画本部長。平成27 年㈱京王プラザホテル 代表取締役副社長。平成28 年㈱京王プラザホテル 代表取締役社長。兼職 京王電鉄㈱ 取締役/㈱京王プラザホテル札幌 取締役。

1971 年6 月5 日に東京山手線の外側に初めてできた国際シティホテルが京王プラザホテルである。「進取の気風」を持って創業時より一貫して新商品・新サービスの開発や新業態の料飲施設などを提供し、他ホテルに先駆けた先進的な取り組みを行ってきた。本インタビューでは、昨年6 月に新社長に就任した㈱京王プラザホテルの代表取締役社長 山本護氏に、京王プラザホテルのミッション、そして今後のビジョンについて聞いた。


❒まずは京王電鉄グループにおける京王プラザホテルのミッションについてお伺いいたします。

 京王プラザホテルは、1971 年6 月5日に、山手線の外側に初めてできた国際的シティホテルであり超高層ホテル第一号として開業いたしました。当時日本一の高さを誇った超高層ビルは、豊かな時代の象徴として人々に強いインパクトを与えました。そういった意味では、私ども京王プラザホテルは、京王電鉄グループの中では「フラッグシップ」の役割を果たしています。インバウンドの需要の取り込みが大きな柱の一つであり、その一翼を担うホテル事業は非常に重要な事業ポジションであるといえます。

 京王プラザホテルの重要な基本理念として「生き生きとしたヒューマンスペースの創造」というものがあります。創業から45 年以上を経た今も、特定の方にのみご利用いただくのではなく、国内のみならず世界中の多くのお客様に思い思いの時間を過ごしていただける、都市空間の中の「プラザ」としての役割を担い続けています。社名にもありますが、「プラザ」とは、スペイン語の「広場」の意味です。ホテル=宿泊施設という理念に捉われず、幅広い国籍・老若男女、さまざまなお客様が思い思いに自由な時間をすごしていただけるように、多様な価値観を持った人々が集まる都市空間の中の「広場」としての役割を果たすことが我々の社会的使命であると感じています。

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