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第 126 回 おもてなしの達人 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術これからの人材育成 

第 126 回「失敗も成功につなげる」

【月刊HOTERES 2017年09月号】
2017年09月15日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

 
正しい説明したかより相手に通じたか
 知らない土地に行って目的までの道のりを聞くのは、ホテルに尋ねるのが一番と今までは思っていた。だがリーダーの皆さん。その通りと胸張る前に今日聞かれたことに、実際にメンバーがどう答えたかを雑談形式で良いので、時々会話されてみてはいかがでしょう。なぜならば実態がそうでなかったから。過日、私が仕事で東京まで車で行くことにしたとき、田舎者が都内を運転するのは万一の事故を考えて、知人に頼み私でもそこまではたどり着けるであろう蕨駅の近くの、駐車場を教えてもらい、ついでに駅まで向かえに来てもらった。そして問題は帰り道一人で車止めた駐車場にどう戻るかである。翌朝ホテルのフロントで蕨駅まで行くには何線に乗り、どこで乗り換えたらたどり着けるかを尋ねた。ネットを駆使していろいろ調べてもらい用紙にわかりやすく乗る駅や降りる駅を、順番に分かるようマーカーで書き込んでもらい近くの駅から電車に乗って、最初の乗り換える駅までは無事にたどり着いた。ところがそこの駅から蕨駅に向かう電車はここでは止まらないと駅員に言われ東京駅まで戻った。これでは説明したつもりでも理にかなっていない。この実態リーダーの皆さんはどう思われますか。

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