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連載 12 SHOKO   GRAVITY 真の国際化を問う 

連載 12  クレームではなく先にリクエストを

【月刊HOTERES 2017年08月号】
2017年08月18日(金)
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SHOKO〈プロフィール〉
NY 在住
江戸川大学客員教授
慶應義塾大学大学院卒法学修士 感性学研究者米国IFDA Chairman・SHOKONEWYORK 代表日本での大学生時代、東宮御所内にて当時の侍従長令夫人黒木氏に、皇族の礼儀作法と日本のお花を学ぶ。渡米して28 年。米国IFDA〈Established1993〉は、NY(US)所在。WPP/WMP 他資格発行機関(URL:http//www.ifda/info/)資格取得者4900 名。アメリカを拠点に活動。企業再生コンテンツ導入、企業コンサル、および教育コンテンツ事業を日本IFDA 本部で展開している。2016 年春からNY 研修を実施しているアカデミックな江戸川大学情報文化学科に招致され、客員教授として「感性学」の特別講義などを実施。25 年前に「フローラルデザイン理論」を世界で初めて発表。その後、お花をツールとした分析調査をし、「感性」学術研究の第一人者である。
日本問い合わせ先:honbu@sfds.co.jp
URL:http//www.sfds.co.jp/

 
1776 年7 月4 日イギリス領から独立し、自国を創りはじめてからまだ240 年しか経っていないアメリカですが、経済大国として世界をリードしています。わたしたち日本人も、ターニングポイントのチャンスを「今」逃さず、一人一人がINNOVATOR となれば、真の国際化が実現するのではないでしょうか。
 

 
クレームではなく先にリクエストを
 奥ゆかしい日本人にとっては、その場でクレームを言うのは恥ずかしいことなのでしょう。
 
 4 世代続いている弊社の関連会社、ハワイのビーチウエデイングプロデューサーJaqueline は言います。「日本の人たちは難しいとハワイの人々は言っている。だって、時間通りに事が進まないとクレーム、雨が降るとクレーム。とても気をつかうらしいの。」
 
 1 分単位で予定通りに挙式が進行しないと気が済まない。立っている待ち時間をとても嫌がり、少しの時間でも会話を楽しむという文化がないと感じているのです。
 
 また、雨は予想ができない自然現象なのだから、誰の責任でもないのに、誰に対してクレームを言っているのか意味さえわからないようです。
 
 そもそも、ウエデイングには4 つのパターンがあり、①〈TraditionalWedding〉生まれ育った教会で挙式をして、ウエデイングパーテイをVenueでします。②〈Home Wedding〉自宅の庭で飾りつけをして、牧師さんを呼び挙式をし、お庭にテント張り、家の中もデコレーションして、全てケイタリングでウエデイングパーテイをします。③〈Quirky Wedding〉意味のある特別な場所で挙式をします。ふたりが出会ったところ、初めてデートしたところなど。場所によっては別のVenueでウエデイングパーテイをします。④〈Destination Wedding〉主にリゾート地で挙式をします。ハネムーンを兼ねていく場合がありますので、ご両親と兄弟姉妹とカップルのみというのも珍しくはありません。
 

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