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データファイル 日本フードサービス協会 

2017 年4 月の外食産業市場動向 引き続き客足堅調で、売り上げは前年を上回る

【月刊HOTERES 2017年06月号】
2017年06月23日(金)
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4 月は、前月に引き続き全般的に客足堅調で、一部業態では花見需要や歓迎会需要が高まり、2 カ月連続してすべての業態で客数が前年を超え、全体売り上げは104.7%と8 カ月連続で前年を上回った。
 
 ファストフード(FF)業態、全体売り上げは107.1%と前年を上回った。「洋風」は、各社新メニューやキャンペーン商品などが好調で売り上げは109.0%。「和風」は、定食メニューが引き続き好調であったが、毎週末の販促キャンペーンが雨天と重なる場合が多く客数減、売り上げは99.9%とわずかに前年を下回った。「麺類」は、新メニュー好調とCM 放映効果などで、売り上げは107.3%。「持ち帰り米飯・回転ずし」は持ち帰りの一部で花見需要を取り込み、売り上げは106.1%。「その他」は、アイスクリームが携帯会社とのコラボキャンペーンで客数が大幅上昇、売り上げ112.0%となった。
 
 ファミリーレストラン(FF)業態の全体売り上げは102.4%と前年を上回った。業種別では、「洋風」は、キャンペーン品や高付加価値商品の売れ行き堅調で売り上げ102.4%、「和風」は、値ごろ感のあるメニューが堅調なところもあったが、平日の集客が伸びず売り上げ99.9%、「中華」は、価格高めの商品の訴求やクーポンの割引内容の見直しなどで客単価上昇、売り上げ101.8%となった。「焼き肉」は、歓迎会需要などを取り込み集客好調、売り上げ107.4%となった。
 
 パブ・居酒屋業態は、飲酒業態は、休前日の日数が前年より少ない中で、歓迎会需要の獲得などもあり客数100.7%と健闘したが、客単価が伸びず全体売り上げは99.8%とわずかに前年を下回った。「パブ・ビアホール」は、店舗増もあって客数107.1%、売り上げ105.1%となった。「居酒屋」は、引き続き店舗減のため、売り上げは98.5%となった。
 
 ディナーレストラン業態は、4 月は花見や歓迎会の需要もあり、客数は106.1%と引き続き好調、売り上げは105.2%となった。
 喫茶業態は、国産食材使用の新商品や夜の酒類の売れ行きが好調で、売り上げは104.0%となった。
 

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