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  • 中瀨 敏和 ホテルウェルネスプログラム 第10回  ~フィットネス事業者からのアプローチ~ ウェルネスプログラムの創出事例⑤ウェルネスツーリズム(滞在型プラン)
第10回 中瀨 敏和 ホテルウェルネスプログラム 第10回 

~フィットネス事業者からのアプローチ~ ウェルネスプログラムの創出事例⑤ウェルネスツーリズム(滞在型プラン)

【週刊ホテルレストラン2017年06月23日号】
2017年06月23日(金)
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㈱サップス 代表取締役
中瀨 敏和
Toshikazu Nakase
〈プロフィール〉1968 年大阪市生まれ。88 年大阪YMCA 国際専門学校「社会体育学科」卒業後㈱ジェイエスエス入社、97 年㈱スポーツアシスト設立に参画。総合スポーツクラブ、医療法第42 条にかかわる運動療法施設、メディカルフィットネスクラブの開業支援・経営改善、ホテルフィットネスクラブの運営企画を担当し、2002 年㈱サップスを設立。07 年中小企業新事業促進法に基づく経営革新計画「スポーツクラブの再生事業」で兵庫県知事の承認を得、先行クラブとは一線を画する再生クラブを創造し、現在はロケーションに応じたテーマの違う直営事業を11 店舗、パートナーシップ運営受託事業を7 企業(7 事業所)展開している。
 
 
株式会社サップス
〒659-0067 兵庫県芦屋市茶屋之町2‐22
TEL:0797-35-6350
URL:http://sa-ps.jp/index.html
【概要】「予防医療への貢献」「コミュニティー拠点(スポーツクラブなど)参加率向上への貢献」「生きる喜び・やりがいづくり」への貢献をミッションに、フィットネスクラブの運営とスポーツ用品・用具の販売事業を軸としたウェルネス事業を展開。創業は2002 年。中小のスポーツクラブが抱える在庫リスク低減を目指し、スポーツ用品の委託販売ビジネスを創造。その後、独自の運営ノウハウを生かし、ウェルネスプログラムの開発・提供などを通じたホテル内スポーツクラブの再生などを手掛ける。

 
全12 回の連載で、フィットネス視点からの「ホテルウェルネスプログラム」について具体的なアプローチ方法などを交え、お伝えしていきます。第10 回はウェルネスプログラムの創造について前回に引き続きお話ししたいと思います。
 

 
~ミレニアル世代を取り込め~
 近年ウェルネスツーリズムへの関心は高まり、Global WellnessInstitute の調べでは、2012 年に全世界合計約44 兆円の市場規模が年平均9%の成長率で拡大し、2017 年には約68 兆円規模になると見込まれています。日本の市場も2012 年に世界3位の約2.9 兆円規模であり、国際市場の動向と同様に拡大が見込まれています。
 
 ウェルネスツーリズムを利用する顧客は、定期的な観光客よりも130%も多くの費用を払うとされ、ホテルビジネスの成長を速める役割を担うと言われています。ウェルネス市場の成長を促進すると言われるミレニアル世代(いわゆる米国で1980年代半ばから2003 年ごろに生まれ社会の在り方を変容させると言われる世代)は、運動を増やすことや喫煙や飲酒を減らし、カラダが必要とすること(動くこと「運動・遊び」、食べること、休むこと)を意識することによって「健康」であることを探求し、ウェルネスライフを過ごそうとしています。ミレニアル世代はカラダの健康と共にココロの健康に関する意識が高く、ライフスタイルの中にあるさまざまなストレスの影響をより意識しています。結果、ウェルネスライフへの意識は高まり、ウェルネスルーチンをライフスタイルのすべての側面(休暇を含む)に広げようとしています。
 
 これらの背景から、価値観の中心に「健康=ココロとカラダが必要とすること」が置かれることで、「旅」との結びつきもかつてないほどに強まり、世界的にウェルネスツーリズムを導入し、大々的なキャンペーンを実施する傾向が加速しています。
 
 特にフィットネス・ワークアウトの定期的な実施によるベネフィットは、多くのエビデンスが証明するとおり健康的なカラダと共に幸せなココロにつながることが知られています。
 
 ここでウェルネスツーリズムに取り入れるプログラムの創出事例をご紹介します。
 
 日常のウェルネスワークアウトを滞在時に実施していただくことは、フィットネスセンターがある施設に関しては、現状でもホテルの特徴を生かした素晴らしいプログラムを提供できていると思います。さらに、日常で実施しているプログラムとは異なる旅先ならではの少しスパイスの効いたウェルネスプログラムを企画し提供することで、ホテルの特異性を際立たせることができます。
 
 ウェルネスワークアウトに対するアドバイスができるキャスティング「人」が最も重要となりますが、アウトドアアクティビティーとしてホテル周辺環境を生かしたウオーキングコースやランニングコースを準備しておくことで、利用者は地元の文化的価値を高く評価しますので、ホテル独自のウェルネスプログラムとして認知してくれます。
 

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