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連載 5 レ・クレドール ジャパンを支える賛助会員  

連載 5  ㈱瀬里奈 コンシェルジュとのコミュニケーションを密に「人の笑顔を想う」レストラン経営を実践

【月刊HOTERES 2017年06月号】
2017年06月23日(金)
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㈱瀬里奈 営業企画 部長 西山 吉洋 氏
㈱瀬里奈 営業企画 部長 西山 吉洋 氏

 45 の国と地域のコンシェルジュ約4000 名が加入するLes Clefs d’Or。その日本支部のレ・クレドールジャパンは現在、コンシェルジュ会員27 名、名誉会員2 名と、賛助会員(企業単位で参加会員)16 社で構成されている。ゲストがホテルの枠を越えたサービスを必要とする機会が増え、関連企業側の役割も大きくなりつつあり、両者のより良い関係構築は、コンシェルジュ業務上での一つの大きな「鍵」となっている。第5 回は、㈱瀬里奈で営業企画・営業サポートを担当する西山吉洋部長に登場いただいた。

神戸牛にこだわった美食が
外国からのゲストも魅了
 
初めに瀬里奈の事業内容について教えてください。
 
 当社では現在、東京・六本木、銀座、新宿に店舗を構えてレストラン業を展開しております。六本木店ではしゃぶしゃぶをメインとした和食のコーナーと、鉄板焼をメインとしたモンシェルトントンの二つのカテゴリーで営業しています。
 
 創業は1961 年、六本木にフグ料理と京料理専門店を出店したことに始まります。屋号の「瀬里奈」はギリシャ語で「人魚」や「妖精」に由来しております。その後、独自性のある厳選牛肉のしゃぶしゃぶをメインとした日本料理店に路線変更し、神戸牛にこだわった商品を提供して現在に至っています。当時、和食と言えば料亭などで畳に座って食すのが主流でしたが、瀬里奈では洋風のインテリア空間の中、テーブル席で提供するスタイルを採用して大変話題となりました。
 
 経営理念は「ひとの笑顔を想う」です。人とはお客さまであり、従業員であり、協力会社の皆さまです。皆さまを笑顔にするために何ができるのかを、常に全員で考えることが経営理念となっています。
 
レ・クレドールジャパンの賛助会員になった経緯について教えてください。
 
 賛助会員になったのは2007 年7 月です。実はそれ以前からホテルのコンシェルジュの方々には大変お世話になっていました。当社の過去3 年間の統計データを見ると、コンシェルジュの方々から送客いただいたお客さまは平均で1 日11 組、35 人となっています。これほど多くのお客さまを送客していただいている街場のレストランはなかなかないと思います。そのほとんどが外国人のお客さまで、これも大変ありがたく思っています。というのも日本人のお客さまは7 時ごろから夕食が始まるケースが多く、一方、外国人のお客さまは8 時ごろスタートのケースがほとんどです。われわれとしては7時からのお客さまが一段落した時間帯にご来店いただけるのでオペレーションがとてもスムーズに進行するのです。
 
 このように、たくさんのお客さまを送客していただいていたということもありレ・クレドールジャパンが発足して、賛助会員を募られたときにすぐに参加させていただいたのです。
 
賛助会員としてどのような活動をされているのですか。
 
 賛助金のほか、定例会やコングレスへの参加などです。日ごろお世話になっているので、できることはできるだけするように心掛けています。
 
 そのほかコンシェルジュの方々に当店をお使いいただだくことも活動の一つと考えており、定期的にご招待するなどお会いする機会を設けています。そうしたときにもいろいろなお話を伺うのですが、お客さまと紹介先の間に立つコンシェルジュの仕事はとても大変ですね。中には予約したものの来店されない方もいらっしゃいます。そんなとき大変な思いをしているのをよく見ていますから。同じ接客業ですから共感する部分も多く、どのようなことでも力になれればといつも心しています。

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